ひっさしぶり漫画とか文庫本とか、たくさん買いました~。
絢爛たるグランドセーヌ 11 (チャンピオンREDコミックス)
- 作者: Cuvie(キュービー),村山久美子
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2018/10/19
- メディア: コミック
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前向きスポーツマンガです。作者の方の絵が好きだ、というのもあるのですが、町内の知り合いの方の娘さんがプロのバレエダンサーで、日本では国立バレエ団ぐらいしか端役は食っていけない。他のバレエ団だとバイトどころかボランティアみたいなレベルの給料しか出ず、海外で頑張っている、という話を以前聞いた事があるので、トップダンサーを目指して頑張る主人公たちには、社会に出た後の厳しい状況が待っているのかと思うと(決して裕福ではない家庭の主人公の親たちが、色々頭を絞って留学費用捻出をしている姿を見て)、ほろりと来ます。
中学生の主人公ではなく親に感情移入する歳になっているのだなぁ・・・
幻冬舎で出ていた『ルポルタージュ』の完結が・・・ん?謎が解決されていないのに終わるの?打ち切りかいな・・・と残念に思っていたのですが、出版社が変わって続編が出てくれて、一安心です。ふいー。
表紙の、ちょっと眠そうな、そして常に冷静な女性記者が気に入っていたので、今回は彼女の過去が少しばかり垣間見えて嬉しかったです。冷静で、覚めていて、動じない(でも物語の初期で恋人ができるのですが)彼女が、最近以前より笑うようになった。これは恋人ができたおかげか?と周囲や本人が前向きにとらえられそうなところで陥穽が。
ラストの彼女が、列車移動中に、その連結部で声を殺して泣き続ける姿が胸に痛くてドキドキします。
声を殺して泣く女に弱いオレさま・・・
お、新展開です。ああ、名前覚えられんわー、という主人公がやらかした事が大きな波紋となり、宝石たちのみならず『先生』にも波及したようです。ま、まだ月人たちの望みには程遠く、また主人公の望みにもアレなのですが。
あ、この絶望感と希望がズキズキきて、きちゃいますよ、はい。
あとの本はまた後日。