pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

あ、しまった。

 『とつくにの少女』の作者、ながべさんの作品かぁ・・・と購入したらBLでした・・・う、しもた。まぁ仕方ないか。

 それよりも読んだもの。

 

星系出雲の兵站 2 (ハヤカワ文庫JA)

星系出雲の兵站 2 (ハヤカワ文庫JA)

 

  今回は人類側がボロ負けしました。レポートを十二分に検討、活用できず、うちわの主導権から最適ではない人事を行って大敗するという・・・

 平時であれば、参謀本部であれば有能な人物が、今までやった事のない職場で(つまりノウハウのない場所で)それまで通りの手法で仕事を進めていたら、報連相を失敗し孤立してしまうという・・・ありがちな失敗ですよね。有能無能という以前の問題で負ける。

 戦争の敗北がこういう理由で語られるというのは、あんまりないかも知れません。兵站の問題を突き詰めていく作品なので、楽しいです。殴り合いでの勝敗って、よくあるので。

 しかしこの物語の一方の主人公が兵站監から下野してしまい、つまり軍人から民間人になってしまったのですが、これはどうなの?策謀の取引条件みたいなものですが、今後の展開が楽しみです。

 

ソフトメタルヴァンパイア(4) (アフタヌーンKC)

ソフトメタルヴァンパイア(4) (アフタヌーンKC)

 

  自分にとってのミッシングリンクが解けました。ありがとうございます。いや、ジュンク堂で購入してきただけですがネ。吸血鬼がいかにして人間たちを制圧したか、後は主人公の女の子が仲間に受け入れられる通過儀礼みたいなエピソード、でしたね。あとは吸血鬼の宿業とか、いろいろな軋轢、葛藤・・・んで五巻でパパングッハイかいな。なるへそでべそ。

 

はたらく細胞(4) (シリウスKC)

はたらく細胞(4) (シリウスKC)

 

  よく細胞たちは『バカ』扱いされています。作中で。つまり・・・単細胞だからですか?(旨い事書いたつもり