pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

久々のTNX

 TNXって書くと何事か、と思われるかも知れないけれどもトーキョーN◎VAです。金曜日の夜は赤葡萄酒一本空けながら映画を見て、土曜日は睡眠三昧で、日曜日がそんな感じでした。予定ではDDD・・・ダークデイズドライブだったのですが、GMさんの都合が悪くなり、急遽閣下が立ててくれました。ありがたいです。

 TNXやるとだいたい神業の使い方のメタ読みを始めてしまうのですが、今回は確殺神業がたくさんあると聞いたので、んぢゃ好き勝手に神業使ってもいいよね!!と勝手に解釈し、やりたいようにやってクライマックス前にアタクシのキャラは神業を使い尽くすという挙に出ました。あはははは・・・まぁいいか、やりたいことはやりつくしたしナ。

 てきとーにサイコロ振って名前を決めていたら女レッガーになってしまったので、んぢゃあ頭の悪い娘(31歳)にしてしまへ、と、外郭団体出身なのにボスの事を「オヤジ」と呼び、だいたいのPC、NPCにはガンつけしたり、喧嘩を振ったり、お世話対象の「お嬢」や「オヤジ」に対しては朴訥に一生懸命尽くす感じでやりました。普段やらないキャラなので楽しかったです。なんかね、シナリオ想定外の展開を要求する為に神業を使い尽くすという挙に出ました。はい。後悔はないですが、自重しろって自分には言うべきか?

 さて読み終えたもの。

 

享徳の乱 中世東国の「三十年戦争」 (講談社選書メチエ)

享徳の乱 中世東国の「三十年戦争」 (講談社選書メチエ)

 

  著者の方は、関東での足利成氏VS上杉一門の争い、とも言える『享徳の乱』こそが、戦国時代の引き金になったという事を主張する為に書いた、とおっしゃっています。まぁ室町的秩序の崩壊の引き金になった事は理解できますが、乱の結果、戦国的な領主が誕生したか、というと、そういう訳でもない。特に関東においては戦国大名的な存在は『他国の凶徒』と呼ばれる伊勢宗瑞とその子孫たちが乱入しないと立ち現れないので、戦国時代は『享徳の乱』後に始まるって主張には、ちょっと首を傾げますね。

 まぁ西の応仁の乱と同様に、長期の消耗戦になり双方が落としどころを求めて何とか和睦したけれども、鎌倉公方体制は戻らなかったという結末です。(著者は応仁の乱の発生原因の一つに享徳の乱を入れていますが、まぁ主原因と言い難いかも)

  少し勇み足的な感じのする本でした。

 読み終わった本は、あと一冊あるけれども、これは明日にとっておきます。