金曜日と土曜日の夜続けてフリクリの円盤を見ました。
劇場版「フリクリ オルタナ」&「フリクリ プログレ」Blu-ray BOX(初回生産限定版)
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: Blu-ray
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個人的には「オルタナ」よりも「プログレ」の方が好きかなぁ。でも、本家の「フリクリ」にはかなわない(あ
スタッフロールを見ていたら、あ、元の監督さんが監督している訳ぢゃないのねー、と今更気がつく始末。「フリクリ」って何か、鬱屈して、ため込んだものを無秩序に登場人物が爆発させたい、そんな欲求が炸裂している感じでして、なんぢゃろね、今回の作品はそれを踏まえているせいなのか、とてもお行儀が良くなっている感じ?
相変わらず「ハルハラハルコ」はアレなんですが、それでも「オルタナ」はいい大人、「プログレ」は恋する乙女をやっている感じで固定されていて、「フリクリ」時の何処へ向かって走っているのか解らない迷走感が、あんまりなかったかな?無責任感とかテキトー感はあったけど。
やっぱアレかな。「フリクリ」の主人公は小学六年生なんですよ。思春期には早すぎ、しかし幼いとは言い切れず、周りは自分の欲望に忠実な大人とか年上がほとんどで、妙に覚めて諦めていて斜めから見ている態度で、なんかね、自分の子供時代の感覚を思い出すのです。いや、周囲はそれなりに大人で、それなりに身勝手だけど、物語程アレではありませんでしたが。
そんな、吐き出したいけど、アウトプットの方法が解らず、可能性はあるけれど空回りしている小学六年生が主人公である事に、自分にとっては「フリクリ」という物語の意味があったのかな?と思いました。今回は、中学生とか高校生が主人公なので、ある程度抑制されている感じもあるし、ある程度アウトプットの仕方も解っているように見えます(でも青春が青春していますが
それが何か、自分にとって、ちょっと「チガウ」感につながったのかなぁ。
まぁ何より、二時間半を二晩連続で見るのは、なかなかくるものがあったにゃあ(就寝午前一時。日曜日の起床は午前六時でした。やはり病み上がり体力にはくるものがあったか・・・