久しぶりにこの題名を使いました。昨夜の飲み会がPM9:00スタートで、その前に空きっ腹にカクテルを一杯飲んだので、少しきているかも知れません。あと皮膚科に行って食後に飲めと言う薬を手配されたので、そのせいもあるかも知れません。
なんだかふわっふわな一日でした。あんまり忙しくなくてヨカッタ(ほんとはヨクナイ
それはともかく読み終わったもの。
次巻あたり近藤さんがグッバイしそうです。流山って地名が出てきたしナ。それに沖田総司グッバイの地とも言われる植木屋さんも出てきたし、そろそろ大詰めな感じですよ。長かったねー。

カナダの歴史を知るための50章 (エリア・スタディーズ156)
- 作者: 細川道久
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2017/08/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そういえばカナダの事、ほとんど知らないなっと思って入門書になるだろうと借りてみました。五十項目の紹介文でまとめられています。一般向けですが、手強いかも。
現在のカナダの姿になったのって第二次大戦後なんですね。構成している州の成熟度というかイギリス本国とのつながり具合で待遇も地位も異なるし(HOI4でなんでニューファンドランドがイギリス扱いなのか、ようやく解ったわ)。
現在では国全体でリベラルな印象のあるカナダですが、ある時期になってからそういう体制になったようで、もともとは白人、中でもイギリス系至上主義みたいなところがありました。フランス系を初めとする他の白人系移民や、先住民、有色人系移民への差別、抑圧を経て、現在では過去を謝罪、損害補填する方向になっているようです。第二次大戦中の日系移民に対する、アメリカ以上の過酷な処分(処分としかいいようがない)で戦前からの日系人は大変用心深くなっているようです。
最近のカナダは国益になる移民、難民を受け入れる方針になっており、これって少子高齢化の日本が今の規模の人口を維持したいなら、参考になる方法ではないかとも思いますがね(非英語国に帰化する事がどれほどの魅力があるのか、よく解りませんが。現在の日本で自分でも解るメリットは治安の良さ、ぐらいかしらん?)
中規模国家でありながらサミットの一角を占めていた理由も、米英と緊密な関係(全てが友好な関係ではないし、場合によってはどちらにも属さない外交を展開する柔軟さがある)とPKOのハシリを国連と共に開始した歴史が関係するのでしょう。
日本もこういう立ち位置を国際社会で占められるといいですね。