pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

途中だけど、まぁいいや

 今日読み終えるとか昨日の日記に書いていましたが、まだもうちょっと残っています。でも・・・まぁいいか。日記を書いた後で読み終えます。

 

  遣隋使に派遣された事で教科書にも載っている小野妹子ですが、彼を出した氏族、小野朝臣の事を書いている評伝です。つまり個人ではなく一族全ての事を書いている。その理由は・・・一人ではとてもぢゃないが記事が足らなくて一冊にならないから!!

 名前は売れてても、それ以外の事績が残っていないので、仕方ないと一族全体、平安時代中期まで書いています。飛鳥時代から平安中期って四百年ぐらいだよね?

 昨日も書きましたが小野朝臣は外交と軍事を司る氏族でして、妹子の末裔たちも遣唐使遣新羅使、遣渤海史などに参加しています。太宰府長官職も多い。また東北征伐にも業績を残しており、陸奥や出羽の国衙鎮守府の将軍職などにもついてます。

 他にも書や詩、和歌を良くした人物が多数輩出されており、万葉歌人漢詩人も多いです。ま、政治のメインストリームにはいないのですが(あ

 古代から活躍する氏族で、こんなに息の長い一族も珍しいかも知れません。活躍した人数が、事績が残らず職名と名前だけとは言え、かなり多い。

 外交を担当し軍事を担っていたが故に、新技術、新しい文化に敏感で、その為に長く実務を中心に活躍した一族。そんな感じです。

 

 

 

  まぁ明かされてしまえば、どってことないのですが、陰謀ネタが好きなので、そして比較的購入しやすい文庫なので読んでいます。来月と再来月も上下巻ですか?では8月に一気に読むと致しましょう。

 え、感想?蒼崎橙子というイカレポンチな女が好きなので、彼女が活躍(?)して嬉しかったですよ。彼女の師匠もイカレポンチで好きだなぁ(ほわほわ