酒ぢゃなくて水道水を飲みながら映画を見たという事です。さすがに腹回りがね、最近ね・・・つまり自重した方がいいと(週末は例外
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副題からすると、痛快娯楽ものみたいな気がしますが、これは日本のプロモーターがつけたんぢゃないですかね?「目を盗んで」という方が近いです。「はめた」っていうと、騙して最終的にアメリカの手の届かないところへ高飛びして、ゴージャスな余生を送ったと思うぢゃないですか。違いますからね。
CIAにスカウトされた野心的な若きパイロットが、CIAの言うがままに武器密輸するだけでなく、麻薬、人、の三角密貿易関係を築き(と言っても不可抗力から最初は始まりましたが)、アホみたいなお金を稼いだと。
しかしCIA担当官の見込みの甘さ・・・というか、支援する反政府ゲリラの実態さえ知らずに武器を供給していたんだから、お粗末もいいところなんですが・・・ま、役人仕事は手を抜こうと思えば、抜いてしまえる部分もあると(シベリア抑留者遺骨回収事業も、手を抜いた挙句、別のお骨を持ち帰ってしまうという)。その為に効果が上がらず(当のゲリラが戦うつもりが更々なく、供給された武器を麻薬カルテルに横流しし、そのお金で潤っていたという泥縄経済)、あわや干されて監獄行きってところを、レーガン政権に拾われますが、そのレーガン政権の先走りで麻薬カルテルとともに、ご本人が映った映像が公にされ、アメリカ当局はともかく、麻薬カルテルに狙われる始末。結局当局は彼に責任を負わせて、彼自身も逃亡生活の果てにカルテルの殺し屋に殺されてしまう、という筋。
日本でこの手の映画をこさえたら、絶対にお涙頂戴の人情劇か悲劇に仕立て上げられますが、ドギツクカラフルで、コメディタッチに描ききるところが、そして主演にトム・クルーズを持ってきてライト感、最後まで助かるのではないか?という期待感を持たせるのは、ハリウッド映画の面白いところですよね。
こういう役柄もこなすから、トム・クルーズはいい俳優ですよ、はい。
あと、こんなの。
作者の方の『艦これ』同人誌を読んでいましてね、ちょいエロのギャグなんですよ。一般誌で活動されているんだぁ、購入しました。はい。ちょいエロのギャグです。そして登場人物は全員女性です。男は、動物だろうと妖怪だろうと、一人も、一体も今のところ登場していません。
頭空っぽにして読むといいですヨ。