pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

読めた本は『軍艦無駄話』

 あ、そういうコラム系マンガです。

 

軍艦無駄話

軍艦無駄話

 

 帯にね、何で『艦橋』は橋とつくのか?という事が書いてありましてね。そういえばなんでだろう、と思ったら手にとってレジに。ま、蒸気船が外輪船であった時代に、外輪の枠?を橋のようにつなげて、そこで船長が指示を出したから『艦橋』というようになったとかなんとか書いてありましたね。

 そういえば昨夜まで、ドイツ潜水艦がインド洋から南太平洋で通称破壊戦を行っていた時期を扱った同人誌を複数読んでいましてね。何というか、日独というのは第二次大戦中、まったく実効性のない同盟を結んだもんでしたが、Uボートによるインド洋通商破壊をドイツに望みながら、日本海軍の非協力的な態度はなんやろな?とか、双方の機械技術、産業技術に差がありすぎて(当たり前だが、当時の日本なんて軽工業はともかく、重工業は褒められたものではなかった)、ドイツ側はかなり苦情を言っていたようです。

 まぁ、そんな諸々の裏話というか何というか、エピソードを読むのって好きなんですよね-。とはいえ、系統だって書かれている訳ではないので(エッセイだし、同人誌もプロのライターが書いていらっしゃるが、書き飛ばすようなペースで、つまり趣味が半ば以上占められた文章なので、そんなに読みやすいものでもない)憶えていられる訳でもないのですが、戦争のエピソードというのは『人間性』がモロに出てくるので、それが面白いと感じるのですよ。

 軍艦の方はね、新興国の方が新技術取り入れるのに熱心とか、イギリスはドレットノート級で戦艦の概念を作り替えたはいいが、自国の軍艦も『時代遅れ』にしてしまったとか、ねー。面白いですよね-。