pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

本がいぱーい。

 何やら購入して読み終えていない主にマンガも増えてもーた。運転中の赤信号時に読もうとしているから溜まっているんだけどね。

 んで読み終わったもの。

 

黒鉄・改 3 (ヤングジャンプコミックス)

黒鉄・改 3 (ヤングジャンプコミックス)

 

  ガトリングガンの設計図が登場していたから、何時やねん!!と思っていたら、普通にペリーの黒船時期でしたわ。つまり幕末・・・あらまぁ。そして長いこと、そんな設定忘れていたわぐらい久しぶりにオカルト要素が登場しました。ほうほう。裏切ったと思っていた人物が再び登場とか、ふぅむ、まだストーリーの流れは見えていないみたいです。次巻に期待。

 んで『イエスタデイをうたって』アニメ化されるんですってよ?『羊のうた』みたいにならないといいけど・・・ま、こっちの方が映像化しやすいかな?

 

ディオサの首 (1) (サンデーGXコミックス)

ディオサの首 (1) (サンデーGXコミックス)

 

  なんで新しい連載にしちゃったのさー。『ワイルダネス』はどーすんのさー。とか思っていたのですが、たぶんこれ、病気されてタッチが変ったから、んならば新しいものがええべな、となったのかなぁ、と。

 今回はですね、今までの作品に輪をかけてヒドイ!!(褒め言葉

 もう作者の趣味がそのまま垂れ流しとしか思えないバックパッカーの男(巻き込まれ日本人)と泥棒らしいけど凄腕ガンマンで(なんでガンマンとして食っていないのか不思議なほど強い)独占欲過剰なイカレポンチ彼氏から逃げようとするメキシカンウーメメンの二人連れが、手錠をかけられたまま逃亡しつつ、自分たちをこんな境遇にたたき込み、かつ命を狙う悪徳警官をどうにかしようという話。いや、今はどうにかされそうな展開なのですが。

 B級ガンアクションマンガしか描かない方ですからね。今回は手錠をかけられたまま女が撃ち、男がフォローするという活劇シーン。いや、これ無茶苦茶だろ?(褒め言葉

 単純にスカッとしたい方は読むべきです。次巻も楽しみです。

 

戦国おもてなし時代 信長・秀吉の接待術

戦国おもてなし時代 信長・秀吉の接待術

 

  読み物としては軽い部類になると思います。室町後期から記録に残っている祝宴や贈呈、茶会などの話をまとめています。物量宴会(とにかく大量に飲み、大量に食う)が信長登場前だったらしく、土器も大量に消費されていました。なんとなーく器洗いの手間を省く意味もあったよーな気が。土器はだいたい使用したら破壊されていましたから。特に杯は。あと中世ヨーロッパにもあった味は二の次で珍しいもの。鳥とか猪とか一匹まるごと、剥製みたいに出して体の一部分を食す、みたいな事もやっていたらしい。

 それを信長が漆器や金箔銀箔を貼った陶器を用いて、膳の数も控えめにした宴席を設けてから流れが変りました。現代の和食のお膳的なものに近い。当然出るのは食べられるものだけ。

 しかし贈答は豪華になっていったようです。もしかしたら室町時代は現物ではなく目録のやりとりが主流であったのが、現物贈答になったのかな。まぁ曲がりなりにも京都集中とは言え物流が完備された(相対的に)平和時代と、いつも何処かで戦乱が起こっている時代では、信用のレベルが違いますからね。

 あと過剰に人様にごちそうするという「おもてなし」は日本人の昔からの流儀らしいです。最近は薄礼が主流になってきましたが(だから景気もいまいちなのかもしれない)。面白かったデス。