読み終わったものをサクサク書いていくですよ。
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)
- 作者: 皆川博子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: 文庫
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読んだのはハードカバー版です。例によって図書館から借りたもの。十八世紀後期のイングランド、ロンドンを舞台に、偏見と闘いながら解剖学の研究に勤しむ人々が主人公・・・と思いきや、初っぱなから犯罪に巻き込まれーの、とか思っていたら実は・・・という展開。ネタバレ禁止なので詳しく書けません。
最初は敬遠していたのですが、続編があると知って、ほんじゃま読んでみようかと。
展開が面白いし、探偵役の判事が盲目というのも面白いです。その姪が助手というのは読者サービスかな。当時そんな事をする女性がいたかどうかは定かではありませんので。
凄いと思ったのは、この作品、wikiせんせの情報が正しければ著者の方は八十一~ニ歳の時に書かれて販売されたということ。今年も新刊を出されていますから、御年八十九~九十歳での作品という事に。凄いなぁ。昔から活動されている方で、1970年代、ご本人四十代から執筆業をされているみたいでして、この筆力は凄いと思いました。この文章、凄いが三回も出てるぞ・・・
図書館で続編を借りて、期待通りなら文庫本を購入して精読したいです。凄いなぁ・・・
前作がちょほいとな感じで終わったので、今回はちゃんと続くかなぁ?という期待もありーので購入しました。主人公はバカな方が動かしやすいのかな?(オイ
ホラージャンルでも、こういうのは受け入れやすいです。怖くないけど。何か情け容赦なく行動に対する報いみたいなものがあるのが、実は好きなので。
続くといいですねぇ・・・
女性誌だったから気がつかなかったのかー・・・って、なんでこれ購入できたのかな?ジュンク堂で本棚を眺めていたら見つけたというパティーンか?いや、違うな。別の本屋さんだ。まぁそんな感じで自分は基本的には本屋さんの棚を眺めて買うのが好きです。
相変わらず志村さんの演出にやられています。やられています。続刊は忘れた頃に出るのかなぁ。