pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

先週は飲み過ぎです。

 主に飲んだ日数です。四日間飲んだ事になる。今週は二日に押さえよう。

 土日ともにTRPGでした。土曜日はログホライズンのPLで日曜日はインセインのGM。どちらも楽しかったけど、日曜日は疲れましたかな。鼻声が治っていないしね。来週日曜日も岐阜のアンリミテッドさんでインセインを回す予定ですが、別のシナリオを、と考えましたが、日曜日のセッション終了後に読み返して・・・あ、回すのが大変そ、とか思ったので今週末も同じシナリオを回します。はい。仮面被って意中の方をゲットするだけの簡単なセッションです。おこしやす。

 そして読み終わったもの。

 

徳川家康と武田氏: 信玄・勝頼との十四年戦争 (歴史文化ライブラリー)
 

  有り体に言うと、家康と武田家との関わり合いを軸に、同時期の関東から東海の戦国期を語り、尚且つ、研究者の論争というものがどういう風に進められるのか、という実態も書いている本です。作者の方は名誉教授やってらっしゃる、どちらかというと研究の一線から退きつつある方ですが、まだまだ貪欲に最新の研究成果を勉強して、自論を展開されてみえます。つまり、老〇タイプの学者さんではない・・・と思います。

 徳川家康という戦国武将は武田家との戦いを経験して、成長していったと表現しても過言ではないでしょう。例え戦争状態になっていなくても、彼らとの駆け引きで随分鍛えられている・・・かな?

 あと、家康が信玄に崇敬の念を持っていた・・・って、書いている方がいらっしゃいますが、本音は「武田信玄なんて信用ならねぇ」だと思うぐらい、まぁ不信感だらけ。織田家と武田家の縁組み妨害すら辞さないのですから、崇敬と政治工作は別って言う事もできなくはないですけど、尊敬する相手に抜きがたい不信感を抱くって、まともに考えると思考破綻に思えますが、どうですかね?

 信玄崇敬はパフォーマンスで、そうやって武田一族や甲斐の有力武将を皆殺しにした織田家家臣たちとは違うのだ、という政治工作だと思うのですがね。そうしないと本能寺の変の後、天正壬午の乱で征服した甲斐国を治める事は難しいでしょうからね。