pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

眠くてたまりません。

 今日の名古屋は最高気温20度ですってよ?半袖Tシャツで犬のお散歩してみえた方もいらしてよ?軽防寒が標準装備のアタクシには暑い日でした。んで明日は雨の一日らしいですよ。天気の変化、激し過ぎ。

 金曜日の晩は焼酎飲みすぎで(あんまり好きぢゃない25度の焼酎を、なんであんなにかっぽかっぽ飲んだのか、意味が解らない)土曜日は半分居眠り状態。その状態で落花生カレーをこさえて、迎え酒の麦酒を晩酌したら楽になりました(ダメ人間

 日曜日はログホラのセッションを二本こなし(テストプレイだったらしい)、1戦目はタンクが決潰してPT崩壊。2戦目は立ち位置間違えた自分以外は生存して勝利。そんな感じ。そのままサイゼ〇アで勝利の宴をしまして、調子に乗ってカッポカッポと赤葡萄酒を飲みました。はい。

 そして読み終わったもの。

 

売国機関 3 (BUNCH COMICS)

売国機関 3 (BUNCH COMICS)

 

  東の『王国』(どうやら議会とかの勢力の弱い、君主制の強い国家らしい。貴族が必要以上に幅を利かせているみたい)が平和的に火種をばらまきにきて、『共和国』と『連邦』は「この主戦派大使、〇なねぇかなぁ」とか呟いていたところ、内部から、それも個人的な理由で(戦争は美しくない。仕事で謀略をするのは卑劣とか言うアレな工作員の個人的思いつきで)、戦争捕虜を否定的に見る主戦派お貴族様大使への、元『捕虜』の王国兵士たちの反感を煽り、テロっちゃうように仕向けるという。いやまぁ、心理戦に関して凄腕の工作員ですねー。

 どうやらこの作品、売れ行きが出版社が満足すべき水準に達しているらしく、続刊が決定しており、原作者の方も安心して続き物ストーリーが描けるという事で、第四巻への引きラストで終わっています。次巻も楽しみですね。そして皆も、このマンガを買おう!!続きを読みたいならね(あ

 

  この本、前にも読んだような気がするのですが、まぁ室町将軍が自家の家格上げにがんばっていたけれども、頂点に達した足利義政の時代に起こった応仁の乱後、将軍が京に不在の時期が断続的にあり、つまり将軍権威の失墜と共に、家格も相対的に低下していったみたいですよー、という事を諱の点から説明しています。

 が、それとは別に、奉戴した足利義昭に対して織田信長が、読み方においては強圧的とも言える要求文を内示とはいえ提出しているのですが、従来はこれが信長の『天下布武』野心の証拠みたいに語られる事が多かったのですけれども、ひょっとしたら信長の軍事力によって将軍になれた足利義昭が彼のことを『御父』と呼んで感謝していた、という下りが『信長公記』にありまして、また数少ない一次資料にも信長が義昭に『御父』と言われていた、という記述があるそうです。ただ、確実に足利義昭が信長を父親に擬していたかは断定できないのですが、室町将軍がかつて家臣を『御父』と呼び、頼りにしていた事例はあるそうです(尊氏、義詮、義満の三代に仕えた伊勢貞継は「大父」と号していたそうな)

 ならば、信長が准父として親権に基づき足利義昭の行動に制約を加える事は、理にかなった事と理解していたかも知れない。というのです。

 考えてみれば急激に勢力を拡大したとはいえ、家格では織田弾正忠家は守護代の下の奉行職。つまり守護代的な立場になったのは尾張を統一した信長の代からです。室町幕府の序列からすると陪臣。各方面からの非難を恐れて、副将軍とか管領にならなかったのが真相ではないかと言われている昨今(副将軍は足利一門、管領は斯波、畠山、細川の各宗家でなければ就任できない)、序列無視して内々とは言え将軍義昭に制約を課せると考えたのは、そんなところに理由があったのではないか、という、大変魅力的な説です。

 面白いですね。