pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

夕方になると眠いのです

 仕事量はそんなにないのですが、刺繍屋さんから返ってきた品物があるので、納品とか納品とか、納品とか、納品とか・・・そんなにしていないけどね。明日、午前中、仕事の合間に床屋に行くので、その方面に本屋もあるし、今週購入予定の本は明日、買います。なので、今日もネタはナッシング。

 図書館で借りた小説三部作は、これなんです。

 

仮面の貴族1 (道化の使命) (創元推理文庫)

仮面の貴族1 (道化の使命) (創元推理文庫)

 

  ファンタジーの陰謀モノなんだーっと借りたのですが、ええっと、最初のシリーズぢゃない、だと?主人公は王の長男の庶子で、父親に認知されなかったから過酷な生い立ちで、なんやら最初の話で叔父にあたる暴君と戦ったり、国を救う仕事をしたり、でも公にできない身分なので、王妃の道化のゴールデン卿の従僕をしていると見せかけて、大伯父にあたる認知された庶子の王族(主人公の師らしい)に従って間諜をしたりしていると。・・・ややこしい。

 結婚せず恋人に娘を産ませるも、田舎で静かに暮らして欲しいって離れているし、養子を引き取っているけど思春期の少年は下半身暴走気味で恋人といちゃつくのに忙しく、親方や恋人の親とトラブルし、養子の面倒を見ていた女占い師とはセフレな関係だけど、本人も釈然としなかったので普通の友人関係になるし、王妃や王子とは国を救う事件から親密だけど、なんか対人スキルが乏しいのか、王子とはギクシャク。その王子も前日譚で戦争していた国の『族姫』と婚約するも、マウントの取り合いでなんかドラゴン殺しに行く話になっちゃうし、『最後のドラゴン』と称される別の国のドラゴンが同族がひ弱で育たなくて孤独に悩んでいるから助けて欲しいと言われたり・・・ええっと、同時進行でモリモリです。

 著者が女性だからかなのか、道化のゴールデン卿は密かに主人公を同性愛対象とみてるけど、主人公はノンケで切ないとか、まぁ色々あってよく解らない。

 とにかくファンタジー要素で政治から子育てから女性関係から(ついでに男性関係も)、どこにも気の休まる時間のない主人公は、キレたり自己嫌悪に陥ったり、間違えたり、間違えたり・・・ああ、すっきりしない。

 一番スッキリしないのは、新刊では入手できる状態ではないので、前後の物語を全て読める可能性は・・・なのかな?

 まぁ二巻途中まで読めているので、三部作は最後まで読みまするよ。