pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

穴場的な作品

 先月の『先生に〇〇しちゃいけません』もそうでしたが、同人業界ではそこそこ名が売れ、そこそこ売れている人でも一般市場となると知名度が低く、またメジャーシーンで掲載されている訳でもないので本屋さんの仕入れ的に数が少なくなります。しかし一定の購買層は存在し、つまりジュンク堂さんみたいな多くの人が訪れる本屋さんでは、瞬殺で売れてしまう、と。そこで色々と探しまくって入手する羽目になるのですな。

 それがこちら。

 

ようかい居酒屋 のんべれケ。(3) (KCデラックス)

ようかい居酒屋 のんべれケ。(3) (KCデラックス)

  • 作者:nonco
  • 発売日: 2020/04/09
  • メディア: コミック
 

  一応少年誌・・・なの?青年誌ぢゃないんだ。まぁいつもの通り美少女キャラしか登場せず、それが尽く頭がおかしいというお話です。キャラとギャグセンスと勢いで読んでいます。それしかないとは・・・言い〇く〇い。

 

ベアゲルター(5) (シリウスKC)

ベアゲルター(5) (シリウスKC)

  • 作者:沙村 広明
  • 発売日: 2020/04/09
  • メディア: コミック
 

  上記が『呑気、お天気、散歩道』みたいな作品だとすると、こちらは正真正銘、どろっどろです。胎児使って抗がん剤製造って・・・どんだけハイコストで生産コストが馬鹿馬鹿しいぐらい闇に包まれているねん。という突っ込みは、まぁこういう舞台に必要なネタという事で。

 それにしても主人公・・・誰が主人公だっけ?(あ)サイドの人間よりも、相手側の人間の方が戦力として段違いぢゃないですか。どーすんの?何処に落としどころつけるの?マスコミネタにしてスキャンダルネタにするにしても、おかしいし、主人公(らしき一般人)の狙い所は行き当たりばったりで、たぶん施設壊滅あたりなんぢゃね?と思うけど。どーなんのかな、はい。

 そして今回の真打ちです。

 

幼女戦記 12 Mundus vult decipi, ergo decipiatur

幼女戦記 12 Mundus vult decipi, ergo decipiatur

 

  え、2/20に出てたの。全然気がつかなかった(オイ

 『世界の敵』になってこの世界の東西両陣営に対して等しく『負ける』為に、ゼートゥーア閣下は邁進しておられます。イカす。こういう頭脳をギリギリ働かせて頑張る『詐欺師』は自分的に読んでいて一番快感です。しかしそれに付き合わなければならないターニャっちは、まぁこのまま行くと敵の憎悪を全て受けて、戦争裁判でグッバイ判決待ったなしの未来しか見えない。ゼートゥーア閣下は望むところですが、ターニャっちには不本意ですよね。さてどーするんだろうなぁ・・・