土曜日の夜に見たものです。金曜日の夜は赤葡萄酒飲みながら落語を見ていましたので。
原作は二年ぐらい前に大人買いして読んでいます。込み入ったところを排除して簡潔に、そしてどちらかというと美しさに重点を置いているように感じました。といっても最後の『祭』部分は転た寝していたようで、はっきりと思い出せないのですが(オイ
原作に比べると、命のグロテスクな部分を削っているようにも感じました。エゴイズムなところとかも。原作では主人公の少女は危うく消えて亡くなるところでしたが、好奇心の強さ故に生き残った、みたいな?五巻をちょろりと読み返して、ああ、そうなんだよねー、五十嵐大介さんの作品は、一筋縄ではなかなか、なかなか・・・
『海獣の子供』の後に『ディザインズ』がくるのがね。命の、自然の、宇宙の神秘というか、底恐ろしさみたいなものを描いた後に、人によって動物を人に寄せてデザインする技術を描いた作品を上梓されている訳で(完結していますが)、面白いなぁ、と思います。
画質に関しては、ものすごく五十嵐さんの画風に寄せて、なおかつ美しく仕上がっています。米津玄師さんの主題歌も良かったです。音楽は、やっぱり久石譲さんでしたな。美しいアニメーションを見たい方はどうぞ。とても美しいですよ。
そして芦田愛菜という人は、器用になんでもこなすなぁ。在りし日の神木隆之介さんみたいだな。今後が楽しみな女優さんです。
一時、「エマノンはもういいか」と思ったので「うたかたエマノン」を入手していませんでした。やっぱ購入しなくちゃ、と読み終わったら思いましたね。はい。んで、本屋の棚に並んでいるかどうか、ちょっと心許ない気もします。やっぱ密林か?うーむ・・・