pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

またもや午前中に時間が空く

 時間が空いてもね、書くことがあるのかといわれると、艦これの2020梅雨夏イベント最終MAPであるE7にとりかかって、昨日でようやくラスボスのゲージとルート解放ができましてね・・・なんで一つのMAPに前座ボスが二体もおんねん。しかもストレートでボスにたどり着けず、かならずギミックを要求されるという・・・面(略

 とりあえずウィークリークエストをこなしたら、ラスボス攻略&最後のドロップ艦屋代掘りにかかります。ラスボス攻略はともかく、屋代掘りは今週いっぱい続くと覚悟しないといけませんね。かった(以下略

 現在読んでいるのは十字軍国家の研究という名古屋大学出版会から出ている論集と『ビザンツ帝国』という新書でして、配達に出たらビザンツ帝国の方は読了するかもしれません。いや、メイドインアビスの最新刊を購入にいけたら、その限りではありませんナ。

 『十字軍国家の研究』はハードカバーの本文500p弱。資料、参考文献が250p程度くっついているという代物で、研究者ではなく読み物として読んでいるので、目を通すのは本文のみです(あ

 しかし『ビザンツ帝国』についてもそうですが、ここ十数年、西洋史関係の本ってそんなに手にとっていなかったのですよ。中国史に関してはそれ以上手に触れていない。何故かというと、文献資料そのまま取り入れる研究がほとんどで、あんまり研究成果に躍動感を感じられず・・・要するにあんまり新規の発見とかを見たことがなかったので。中国史は特に正史準拠の論説しかなく、また反証しようにも他の残された野史なんか引用しても不正確さが増すばかり。たよりになるのは同時代の手紙とか日記とかなんですけれども、中国の研究者って史書信奉の傾向が強く、つまり文章の深堀が行われない傾向があるらしいです。あんまり見た事ない。日本語訳にされていないだけなのかも知れませんが。

 西洋史に関しては最近、文献をそのままではなく反証、精査されているらしく、今読んでいる本では、通説を訂正する記述が多く出てきて楽しいです。ビザンツ史に関しては、イコン破壊論争とかあるのですけれども、どうもこれは二大派閥に分裂して宗教論争したというよりも、当時小アジアの生産力、軍事力に依拠する他なかったビザンツ皇帝が、その地で、おそらくより偶像崇拝を禁ずるイスラムに対抗する為、イコン(聖像)を禁止する勢力が台頭し、彼らが首都でもイコンを禁止してイスラムに対抗しようとしたけれども、多くのギリシャ正教徒たちは信仰の依り代(拝む対象)としてイコンを必要としていた為、皇帝の数度の禁令にも関わらず、結局禁止は撤回され、現在でも正教系の寺院にイコンはかかっているって感じ、なのかな?

 そういう感じで新しい知見を得るのは、楽しいですねる

 こんな風にない記事をひねり出すのも、それなりに(あ