pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

飲んだくれの週末

 金曜日は父親が飲みに出かけたので、赤葡萄酒一本をおともに録画していた映画を見ました。覚えていないという事は、そんなに趣味ぢゃなかったんだな(あ

 土曜日昼は父親が出かけていましたので録画映画を見ながら麦酒三種のみ比べをしていました。そういう口実で缶麦酒三本飲みたかっただけです。映画は覚えているけど、映像は美しかったけどストーリーは、なんだかなーって感じですかね?

 ノルマンディ戦でドイツ軍が海岸線に建てた鉄筋コンクリートトーチカがまだ残っていて、遺跡ではあるけれども憎らしい、という事で崖下の砂浜に叩き落されているという光景がありましてね。そういうのがいかにもフランス人ぽいよなーっと。そんな映像が映っていましたね。

 日曜日は久々のオフセTRPGで、何年かぶりの「エクリプス・フェイズ」に参加し、しかも二版という・・・一版の事もろくに覚えていないのに(あ

 最終決戦で、たこちゅうとウォー・ボッド相手に死闘をし、なんとか無傷で勝利しましたが、たこちゅうの名前がHGウェルズってあーた、古典SFの元祖やないか、『宇宙戦争』でたこちゅう生み出した人やないか、そういう事かいな!!とまぁ、オールドファンにしか判らないネタで騒ぐという・・・こんなもんです。はい。

 んで読み終わったものもあるんですよ。

 

ウォーシップ・ガール (創元SF文庫)

ウォーシップ・ガール (創元SF文庫)

 

  先述のエクリプス・フェイズであたしゃ『マーダーポッド・ダイアリー』の『弊機』みたいなロープレをしたのですが(そのままずばりだなんて一言もゆーてない)、つまり『マーダーポッド・ダイアリー』を彷彿とさせる煽り文句にやられて購入したのですけれども・・・うーむ・・・求めていたものとはちゃうねん、って感じ。こっちはオーソドックスなAIものSFって感じですが、なんかね、かゆいところの伏線まで回収はしていない印象なんですよ。やっぱり『マーダーポッド・ダイアリー』が自分の趣味にはまり過ぎなのかなぁ。

 

  2000年代までのポーランド通史なんですが、この国って・・・ロシアのエカチェリーナ二世の寵臣だけどポーランドの為にがんばった王、スタニスワフ・ポニャトフスキの存在がなければ、文化的な結合さえもなく空中分解していたのではないかと思うほどに国家としての求心力に乏しい印象です。

 よく中世東欧の大国といわれますがポーランドそのものは面積でも人口密度でもそこまでではなく、現在のベラルーシウクライナまでも領域に収めていたリトアニアとの連合で大きかったという。このリトアニアも現在のバルト三国から考えると想像できない国土の広さで、現在のベラルーシウクライナの人々にリトアニアに対する何かはないようです。

 つまりその事が象徴するように、東欧って18世紀を過ぎても国という概念が乏しい地域なのではないかと。にも関わらずポーランド第一次大戦後に再び国家としての姿を現したのは、先述のスタニスワフ・ポニャトフスキ時代の文化的な結合、ナポレオン時代の無理やりな(しかし民主的な法律は伝わった)国家成立(軍事力搾取みたいな・・・傀儡国家)などが背景にあったからではないかなーっと。

 本来は多民族国家でしたが第二次大戦終了後、ドイツ人はドイツへ移住し、ロシア、ウクライナ人が多い地域は割譲され、結果的にポーランド人の多い地域が国家ポーランドに残った為に、ポーランド人が圧倒的多数を占める国になっています。

 あんまりニュースを聞かないという事は、安定している証拠とみなしていいのですかね?2010年代以降の事も機会があれば知りたいです。