pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

絶賛読書中

 絶賛ってなんだ?って書きながら思いましたが、疑問を感じたら負け、と(そうか?

 読み終わっていない本ばかりなのです。菅原道真の評伝とは別に『日記から読む摂関政治』というのも読んでいまして、つまり天皇、貴族の私的な日記から解る事を中心に書いてある本なのですが、天皇の后であった人々の日記というのもあって、そこから考察できる状況が論述されています。そこから読み取れるのは摂関政治というのは天皇から見た最も親しい血縁者が最大の力を発揮するという事で、つまり生母が存命ならば、最高の権威を持つのは生母であり、その親しい近親者が摂関を務めるというお話。

 なので逆に天皇との血縁を持たない摂関は、たとえ最高官職についていようとも権勢を持たず逼塞するという・・・露骨で解り易く、私的関係に左右される、つまり圧倒的コネ世界という事ですね。

 想像していたよりも露骨な世界ですわ。

 それだけに面白いので、ゆっくり読みたいです。

 んで、日記書いている最中に仕事がきてもーたので、ちょいと席外し(関係ないけど

 おわた。しかし読み終わった本もなければ見終えたものもないのですが、ちょうど映画の録画ストックもほぼ尽きているので、いい機会だから三谷幸喜もの大河ドラマを見ようかな、と。久しぶりに昨夜は『新選組!』を第一話から第四話まで見ました。あたりまえだけど俳優さんたち、みんな若いね。出演者の中にはお亡くなりになっている方もいらっしゃいますし(野際陽子さんはそうだったよね?)、田中邦衛さんはいい味出ているなぁ、と。

 三谷さんは皆で一つのものを作り上げる物語がお好きだと、どこが書いていらっしゃったと思うのですが、だからなのか、『真田丸』よりも『新選組!』は生き生きしているような気がします。

 んで、なんで大河ドラマを見始めたかというと、持っているアガサ・クリスティもののBBCドラマを見終えたからで、ものすごく久しぶりに『ミス・マープル』シリーズを通してみたのですけれども・・・結構キャラ設定がふわふわしているなあ、と。特にミス・マープルの甥たち。ほとんど背景か、ちょい役だからなのか、同じ名前でも別の回では別の俳優さんが演じているし、甚だしいのは別の話では甥として登場した警部が、別の話だと赤の他人として登場していたり。そういう時に限ってその警部は同じ俳優さんが演じています。これが八十年代の緩さなのかしら?

 一応日記を書く時も書くことを順番で決めているつもりなのですが、今日はそういう事を一切せず書いたので、いつも以上にふわふわな内容でお送りしました。