pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

昨日書きすぎた

 昨日読み終わった本もないので・・・はっ!!録画しておいたルパン三世のスピンオフ作品を昨夜見ればよかった!!なんとなーく『ギレンの野望』で連邦のカオスルートやりたくなってしまって、べりーないーじーでやり始めてしまったからなぁ・・・ま、明日は飲み会なので、今夜は早目に就寝しますが(寝るとは書いていない

 今、ちょろちょろ読んでいるのは、非公式のローマ軍ガイドです。新兵候補生とか最盛期とされるトラヤヌス帝時代に展開していた各軍団の簡単な略歴みたいなところ、そして騎兵の装備まで読みました。率直に言うとローマの騎兵はそれほど強力ではない。結局イタリア半島中部の、農耕牧畜民ですから、騎馬なんて社会的か財力的なステイタスなので、生活に密着していないから幼少期から馬に親しむ事はなく、鐙が未発明の時代、脚力で馬の胴体をはさんで固定するしか、馬上で安定する方法はなく、その技術を習得、練達しないと馬上で武器を扱って敵と打ち合うのも一苦労という・・・だから生まれた時から馬に慣れ親しんだ遊牧民とかにはかなわない・・・という話は別の本で知っていますからね。

 もう一つは中世の村の事を記述した本で、今、旬の米作アクションゲームを彷彿とさせるぐらい稲作の知らなかった事であふれていて驚きです。現在の稲作のように乾田(年中水を張っていない田んぼ)は明治期以降で、一面の水田みたいな光景も戦後十数年経過してから出現したらしく、また用排水を完備したそういう乾田は強力な権力主体がないと(多くの労働力を費やす大規模土木に等しいので)少なかったそうです。だから中世、戦国期までは畿内に乾田は多かったそうです。ま、古代から朝廷が存在しましたからね。

 それ以外のところは部分的に水を操作する湿田が多く、また更に手間をはぶくと田植えをせず直播をしていたそうです。ただし収穫量は、やはり手間暇かけた方が多くなり、直播は雑草の除去が不十分になりがちだそうです。

 また平地に水田が広がるようになったのは江戸期以降で、それまでは湿地は水田にする為に掘ったところで、その土を盛ったところは畠地にしていたとか、関東平野は全国平均よりも畠地が多く、何故かというと低湿地が多いので水はけが悪く、利根川周辺を大規模に水利工事しなければ効率的な田んぼにはならない、という事があるから、らしいです。

 湿地ならば水田にしやすかろう、という判断は素人考えらしいですね。てっきり関東ローム層とかが水田に向いていないからとか思っていましたが。もちろん関東平野西半分はそうなんでしょうけれども、東の利根川水系はそういう理由らしいです。

 はい、千字埋めました。明日はどーなるかな・・・