昨日、メーカーが棚卸で休業状態のところが複数あったので。その分、明日はわきゃわきゃする事になるのかな?昨日伺ったお客さん、注文するって、ゆーてたけど、はよくれんかなぁ。たぶん枚数がしょんぼりな感じなので、今なら他のお客さんと作り合わせで、いい感じになるので、はよちょーだいよ、という気分です。たぶん発注したあとに注文がくるねん。そういうの、わかってまう。
この時間的余裕(暇の高級用語)は、実は明日欲しかった。明日は本屋さんに行きたかったから。結構まっていた文庫版の新刊が出るからです。でもきっと明日はわちゃわちゃするに違いない・・・仕方ない・・・
今読んでいる本が、著者の方が他の論者に対して攻撃的で、『オレが、オレが、オレの功績が!!』って感じの文章を書く人なので、正直うんざりしています。研究者の姿勢としてはまっとうに論述しているのですが、文章の端々に怨念というのか、「何故にオレの功績が一般に知られぬのぢゃあ!!」という思いが漲っているというか、ご本人に接した事も映像とかでも見た事もないのでアレですが、人格的に取り扱いにくい、付き合いづらい印象を受けます。この手の研究者って老〇が多いと思ったのですが、おっとあっしよりも年下。つまり〇害に年齢は関係なく、性格的な狷介さが問題なのですかね。
研究内容は興味深いと思うので、それだけで読んでいますけれども。読み終わったらこの著者の著作物には近寄らないでおこう。言いたい事は解るが、付き合いきれない。
んで他の読み終えたもの。
Twitterで良くみたので興味深かったので購入しました。一般に古代ローマ帝国最盛期とされるトラヤヌス帝の、ダキア遠征前という時間設定で、その時点でのローマの軍団兵やら補助兵やらの募集条件から、装備から、訓練から、生活から、実戦から、退役、戦没までを、主に一般軍団兵目線に仮託して書かれています。
だから塩野七生さんの『ローマ人の物語』とは異なり、勇猛果敢で誇り高いローマ兵、というよりも、どうにかして負担を減らしてやろう、とか、とんでもない訓練が結局自分たちの命を救う、と解っていても、やっぱり不承不承、とか、そういう書き方が面白かったですね。あと、土木工事を日常的に行っているローマ軍団兵は退役した後の仕事が、自分は建設業者が多いイメージでした。ノウハウもっているもんね。しかしこの本だと、再び兵隊に再就職しちゃう人もいたとか、給金や退職金を確保した兵士は、兵隊相手の飲食店を営んだとか、そんな話ばかりで、建設業の『け』の字もなかったですね。
他にはローマ軍の軍医のレベルがかなり高く、傷の縫合ってすごいな。芥子の実を使った麻酔とかもあったとか、その古代の医学書が第一次大戦、下手したら第二次大戦までも使用されたとか書いてあって、さすがにそれは・・・あ、外科技術は麻酔と消毒薬ぐらいしか進歩していなかったのか、とか思うと、キリスト教の影響による科学の停滞って恐ろしいほど影響があったんだなぁ、とか思いました。単に技術的な進歩がなかっただけなのかな。