pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

TRPG分を補給

 日曜日に『サンサーラ・バラッド』というTRPGを遊ばせていただきました。GMさんがハウスルールを入れて、よりスピーディに遊べるした形で。

 この作品は、戦闘システムが興味深いのですが、説明していただいた設定やシステムそのままだと、まぁ、戦闘が長引いてダレる可能性が高いと判断していたので、より快適にセッションができたかなぁ、と。システムの肝の一つであるチートを気安くプレイできないと、やっぱり戦闘はつらいですからの。

 さて読み終わったもの。今回は漫画ばっかり。

 

  wikiで調べれば、新九郎、つまり伊勢宗瑞の生涯はだいたい追えるので、つまり事件の顛末も想像できたりします(とはいえ明確な史実はこの巻で出てきたお寺の禁制が最初というだけでして、後はゆうきさんの創作です)が、やっぱりねー、切ないですよねー。お互いいい感じに思っていたけど、当時は身分ある相手同士なら政略結婚でないと結ばれないし、目上の親族がいない備中荏原において、新九郎が自ら縁談をまとめるのも難しいし。もちろん結婚したけど子を成さずに別れたとか、夭折したとか、そういう物語もありですけれど、なんにせよ悲劇にしかならない・・・やっぱり切ないですねぇ。

 あとは応仁の乱前後の武士たちの、世代的な意識格差みたいなものが描かれていて、やっぱりゆうきさんは上手いよな、とか思いました。

 次巻から京に戻るようですが、どーなるのかな?発刊は初夏だそうで、楽しみです。

 

軍靴のバルツァー 13 (BUNCH COMICS)

軍靴のバルツァー 13 (BUNCH COMICS)

 

  前巻の発刊は何時だったかな?とか思いましたが、前巻は絶望的・・・とか思っていた状況が少しばかり前向きになってきました。ハード面では圧倒的に不利ですが、ソフト面では放蕩王子の人脈がそれなりで亡命政府として機能しそうな気配です。どーなるのかなぁ。あと、紅一点の方がダークサイド担当になりました。それもまぁ良いかな?

 

ダンピアのおいしい冒険 2

ダンピアのおいしい冒険 2

 

  今回は半分ぐらいが回想なので、珍しいものを食べる、という情景はそんなに多くはなかったです。でもぼんやりだった時代背景が解ってきました。英国の、名誉革命前です。それが彼らの冒険にどんな影響わ与えるのですかねぇ。しかしダンピアくん、思ったよりも低階層の出身で、よくもまぁラテン語とか読めるようになったんだなぁ、と。ラテン語なんて書き文章・・・あ、そうか。公文書とかはまだラテン語で記されている時代だっけ?それなら覚えてもおかしくないか。

 さて、次はいつ出るのかな?