pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

気がせいてる

 着荷がまだで時間があるので書きます。書いている途中に荷物到着したりしてね。

 というても読み終わった本はないです。今読んでいるのは以前にも読んだ『庶民たちの朝鮮王朝』という本。最近ね、中国とか韓国とかは政治的に正しい歴史しか研究を許してくれないのではないかと気が付きましてね、その国では。だから新しい知見とかは考古学ぐらいぢゃないと得られないよねーっと。なので日本史ほど更新速度はないよなーって、新しく出る本とか見ていないし読んでいないのですよね、残念ながら。

 そういう風通しの面でアタクシは現行の日本の体制を支持しておりますから。はい。

 んぢゃ何について書こうかというと・・・んー・・・昨夜見た、録画しておいた『麒麟がくる』についてかなぁ。

 本能寺の変を前に、織田信長をパブリックエネミーにしたいという演出、脚本が続いています。なので最近主流の、正親町天皇の譲位は朝廷側の要望、という説の真逆を述べており、また京において信長の評判が落ちているという話も出ています。この辺は史実では追えない部分ですから、まぁいいけど、評判を落とした信長をやむなく討つ、という動機で本能寺の変をやりたいのでしょうけれども、パブリックエネミーになった信長を討った光秀を、何故他の有力武将たちは支持しなかったのか、そのあたりはどう説明するんですかね?

 信長が光秀を打ち据えるシーンが予告で流れていたので、たぶん次回で信長を討つ流れ、1/31~2/7に本能寺の変、2/14に最終回なんでしょうけど、たぶん。結局最後まで見るんだろうなぁ。

 それよりも2023年の大河ドラマタイトル『どうする家康』に心躍っています。たぶん『境目の領主』としての家康が描かれそうな感じで、「なるべくしてなった」英雄家康ではなくて「明日はどっちだ?!」って右往左往泥臭く生き延びようとする家康の方が、史実に近いと思うのですよねー。これは2022年に続いて期待できそうですね。にひひひ。

 脚本家の方、自分は見た事ないけどタイトルは聞いているドラマをしていらして、つまり世代的に自分に近いのではないかな、と思います。今年の大河の脚本はどちらかというと自分の親世代の方で、歴史監修もそんな感じの方。それなので感覚的、今まで見てきた、つまり「慣れ親しんだ」大河に見えたのですよね。つまり、自分が離れていった大河(率直に行って1990年代半ばまでは見ていたけど、それ以降は脚本家で選ぶようになりましたからね)でした。本能寺の変の正当化をどうするかだけが興味の対象であり、それだけで見てきたようなもの。

 それもあと半月で終わりますねぇ・・・