pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

読み終わったのは図説です

 図説を読み終わったというのもアレなのですが、自分が慣れ親しんでいない知識を咀嚼するのは、結構時間とかかかったりしたりしますな。

 

宇宙の大地図帳

宇宙の大地図帳

  • 発売日: 2017/06/09
  • メディア: 単行本
 

  宇宙関係の情報動画をしている方が紹介していた入門書みたいなものですが、一般人向けではあっても子供向けではないので、それなりに難しい・・・理系知識が乏しいから(震え

 最初は地球から距離的に近い天体の解説から始まるのです。良く知っている筈だけど最新知識には疎いので(といっても四年前の本ですが)、そのあたりが興味深いですね。金星って地球に近くて、大きさも地球に似ているのでSFだと結構居住地になっている事が多いのですけれども、あ、こんな過酷な環境ではアカンわ、とか思ったりします。火星ですら大気を止めおく事ができないのでドーム的な基地が必須でしょうけれども、そういう閉鎖系のバイオスフィアって今、研究はどれくらい進んでいるのかな?二十年ぐらい前は失敗したって聞いたけど、その後、聞いてないな。

 まぁ火星移住はまだまだ未来の話でしょうね。

 小惑星帯の事は書いて無く、木星土星と続きます。これらがガス惑星というのは知っていましたが、天王星海王星は氷の惑星とか書いてあったかな?水とメタンが多いからだっけ。自宅でなくて仕事場でこれ書いているから正確なところを思い出せませんが、自分の古い理解とは異なっていましたね。天王星海王星もガス惑星っていうイメージでしたもん。

 冥王星はさすがに準惑星扱いです。でも計算上惑星規模の天体か、あるいはカウンターの天体がないとおかしい小天体の軌道が存在するようです。へぇって感じ。

 その後は美しい星々、星雲が紹介されています。解像度がいいし撮影技術が進歩しているから、とても美しいですね。星雲といいながらだいたい星が爆発した後や星が誕生して光を放ち始めたガス雲なんですけれどもね。光の色によってガスの成分が判明しているようですが、赤が酸素、青が水素、緑が硫黄とか書いた別のページでは赤が水素とか、緑が窒素とか、あれ?と思う記述がありましてね。反射している光線の波長によって発色が違うという事ですかね。

 現在観測できるのは宇宙が誕生して数億年後の銀河(もちろんよその銀河)らしいです。光の速さでそんだけかかる距離まで観測できるって事ですね。

 その流れで今度は宇宙の誕生と、推測されるその終焉までなんですけれども、単位がおかしい。10のマイナス何十乗ってどんな単位なん?まぁそれだけ短時間に様々な事が起こって奇跡的に宇宙が誕生したという事なのでしょうけれども、理系知識が乏しいと想像する事もなかなか時間がかかりますね。

 楽しかったけど。