pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

クシャミも止まりません。

 世の中は『東日本大震災』から十年という事で、防災について考える日になっているようです。自分はその日、名古屋でゆっくりとした揺れを感じ「鉄筋コンクリートの建物が風で揺れとる~・・・んなことあるか?」なーんて呑気な事を考えていて、報道で東北での大地震を知り、びっくりした覚えがあります。あと、知人の消息が知れなくてドキドキしていたとか。その後、ご本人の無事を確認して安堵しましたが。

 あと女性事務服メーカーの物流センターが陸前高田とか、喜多方とかにあって、結構混乱していた記憶があります。

 ただ自分の活動圏というか生活に関わるのがどちらかというと日本の中央から西に偏っているかなぁ、という感じがしますね。阪神淡路大震災の時は、広島県福山近郊に当時いたので、まず実家の名古屋との行き来は三か月弱できない、というか、やろうとすると面倒な大回りをして一日がかりになってしまうからやらなかったですし、取引メーカーの大半は広島県東部に集中していますから、神戸付近を境に瀬戸内側で分断された状況でしたので、大阪以東への物流経路が日本海側へ大回りしていたという記憶もありました。影響でいうと阪神淡路大震災の方が大きいと言えば大きかったかなぁ、と。

 在来線でようやく姫路から新大阪までぬけるルートが確立してから、仕事が終わった後に一度帰郷しまして、夜の神戸市街を車窓越しに見ました。あたりまえだけど真っ暗でした。こういう事なんだなぁって。これが災害時の荒廃なんだって。

 長らく東海地方は大地震がくると言われておりますが、気が付けば、アタクシが生涯で感じた一番大きな地震による揺れって、その阪神淡路大震災の時、福山近郊で感じた震度4ですかね。これってここ最近ではかなり幸運な部類に入るのではないでしょうか?

 んでも人間が認識するタイムスケールと地球の地殻が動くタイムスケールは、まったく異なるものですから(というか地殻のタイムスケールがどんなものかなんて、正確には解らないのですが)、次の地震がいつ来るのかなんて解らない。地震は必ずくるものという前提で生活していかないと、いざという時にパニックになって、なすすべなく終わってしまうという事になりかねないです。

 とはいえ、実体験がないという事は想像する事も難しい事だし、備えるように言われても、何がどうなのかなんて・・・という中途半端なまま日々を過ごしているというのが現状でございますね。いかんなぁ・・・こんな真面目な話を書く予定はなかったのですけれど、ネタがなかったから(オイ