pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

身内接待中

 なので、普段よりも酒量が多い・・・かな?なので結構睡魔が襲い掛かってきます。何もかも自宅でははかどっておりませぬ~。昨日届いたYouTubeで公開されていたアニメ『OBSOLETE』のBD-BOX二つも、今夜?明晩?に見れるかなぁ・・・自分の覚醒力が問われる・・・(そんなもんがあるのか?

 付属の本を読んでいたら、あ、虚淵さん、オチつける気ないかも知れぬ。こういう状況の群像劇という事で話を起こしているらしいので、物語は付け足しっぽく、物語の行きつくところは想定していなさそう。こちらとしては、従来の秩序が崩壊していき、それの行きつく先を描いて欲しかったけれども、改めてTV画面で通して見たら、何か見えてくるかな?

 それ以外は『刀の明治維新』という本を読んでいますが、まだ江戸時代の状況説明段階で、そろそろ江戸後期に入るところ。初期は誰もが自衛しなければならなかった戦国時代の気風があり、武士だろうが町人だろうが百姓だろうが刀を下げていた、と。秀吉の『刀狩り』は額面通りの方広寺大仏殿建築の為の有志であって、豊臣政権に当時の庶民に自衛手段を強制的に奪うだけの権力はなかったというべきでしょう。

 そして島原の乱後、戦乱が終息すると今度はファッションとしての佩刀が流行りだし、抜いて切りつけやすい反りがついたものではなく、棒状に近い、装飾が施されて華美になった刀を身に着けだした、と。

 最初は贅沢を批判する立場だったのが、だんだん身分標章になり、士分以下は許可された者でなければ身に着けてはならない、その頃から帯刀という言葉が派生した、というところまで読みました。ま、江戸時代も長いですからね。初期、前期、中期、後期、晩期と世相も異なりますからね。

 あともう一つ、戦記ものかと思ったら冒険ものだった小説を自宅で読んでいるのですが、最初に、草原地方に三十万の兵が侵入ってエピソードがあって、「勝ち申した」って思ったんですよ、草原側が。三十万の補給が、生産性の悪い草原に侵入したら現地調達で間に合う筈もなく、補給線を叩きながら逃げ続ければ、三十万の鈍重な軍勢など自壊していくわー・・・って思ったら、結果は逆でね。魔法みたいな兵隊で草原側が全滅していく記述(描写ぢゃないなーっと思った)があったので、あ、補給とかそんな話題をぶっちしているから、これは冒険物語なんだーっと理解した瞬間、睡魔に勝てなくなった自分が、ガガガガ・・・・

 その後の展開を拾い読みしたら、ちょっと興味がわいたので、とりあえず購入した本は読み終えるつもりですが、三部作全部読むかどうかは、まだ未定です。

 そんな感じで来週までに一冊以上は読み終えたいなぁ、と。