pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

また荷物がこない・・・

 はい。他のメーカーの荷物は届きましたが、一件だけ届いていません。たぶん集荷に間に合わなかったのでしょう。長距離輸送にJR貨物を利用するようになってから、そのあたりの時間が厳守になって・・・ん?でももう三年以上そんな感じだよな。まぁ聞くところによると、そこのメーカーは出荷体制が人海戦術らしいので(自分がメーカーにお世話になった三十年弱前とそんなに変わっていないというヤツ)、そのせいで荷造りが遅れがちなんだろう、というのが同業他社の噂です。二十年ぐらいメーカーさんを訪ねていないので解らんけど。このご時世だから余計にいかないけど(あ

 仕方ないので明日入荷した状況に備えまする。

 読み終えた本はないです。読んでいる最中の本はあります。ハードSFで学者姉弟の話なんですが・・・彼らの研究内容が良く解らない・・・知性がうんたらかんたらって書いてあるのですが、あと別宇宙につなげて個人の仮想人格を何兆人分にも増やしてぶっこんだら世界最速こんぴゅーたになったとか、でも倫理的に問題があるから公表できないとか・・・おお、ぽんこつ文系頭では文章をなぞるのがやっとだ。

 でも優しい世界観である事は解りますネ。短編三作の連作中、二作目の半分を読んでいる段階ですが、ハードSFって過酷な感じが多いと思うのですけれども、ものすごくほっこりしております。

 著者の方は、高校は庵野秀明さんの後輩で、東大理学部物理学科を卒業した後(なのかな)東京芸術大学美術学部芸術学科を卒業したという変わり種の経歴の持ち主。『機動戦士ガンダムORIGIN』のSF考証も担当されたらしいです・・・文筆、作家業って事なのかな。

 『機動戦士ガンダム』本放送から四十一年が経過し、つまりその年に生まれた方も社会で中核に位置する世代になってきた訳で、そうした多くの方々の中には、青少年の頃の情熱そのままに学業にも邁進して、この著者の方のような学歴、知識をお持ちの方も多くいて、つまり自分が二十代の時に創作していた頃とは、知識も文章もレベル違いの方々が輩出されるようになって、読者としてはその豊穣にご満悦なのですが、つくりとしては自分のポンコツぶりが自覚され(そもそも個人同人誌しか作っていないから、比較対象にもならない)、文章を書く欲求だけはこうして満たしておりますが、知識量と理解力がついていってないなー、とか思ったりします。

 まぁSF好きの文系なので、理系知識にはなかなか踏み込めない(踏み込みたくない)という気持ちが強いですけれども。理系の方の中には、夏目漱石の弟子である寺田寅彦さんみたいに文章センスに溢れる方もいて、そういう方の文章って読んでいて気持ちいいのですよね。整理された理系の思考が文系の表現力で表されている気がする。

 まぁ何が言いたいのかというと、読み終わったら感想書きます(そこかよ