pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

ネットの方が圧倒的に楽

 いや、お国が時々やってくれよん、と言ってくる、なんちゃら調査の事です。間違えた事を入力すると、ちゃうよ、と次に進ませてくれないから、面倒くさいのは相変わらずだし「これ、なにいっとんの?」というお役所単語もありますが、労力は記入式よりも楽ですね、たぶん。父親が記入した数字を打ち込んだだけだからかも知れないけれど(オイ

 さて読み終わったもの。

 

  この本発売のニュースをTwitter上で見つけた時は目を疑いました。え、三十年弱ぶりですと?その1993年に発売された短編集、自分も持っています。たぶん。本棚を発掘しなければならないのですけれど、たぶん処分していないと思います。

 高橋留美子さんの絵柄の影響を受けているように見える初期作、オリジナルの絵柄が確立した(と思う)悪霊専門の刑事さんの話、結構気に入っていて、たぶんジ〇ンプで連載が始まるんだろうなぁ。買うだろうなぁ・・・と思っていたと思います。あの頃はまだジ〇ンプ漫画に対して、そこまでアレな事は思っていなかったので普通に期待していたと思います。そして・・・いつの間にやら月日がえらいこと経ちましたねぇ・・・

 今回の短編集に収録されるにあたって、二作品は雑誌掲載紙面から拾っているらしく、画面状況は良くないです。つまり、そういう扱いであったという事ですよね。

 何があったか部外者でから解りませんけれども、なんか、こう、色々あったんでしょうねぇ・・・今回どういう経緯で小学館さんから短編集が出版されたのか知りませんけれども、まずはめでたいでござりますよ。

 この方の作品が好きな理由はですね、なんかほのぼのテイストでありながら苦みを感じるストーリーだったりするからですね。世の中とか人間の、理不尽さというものをどこかしらに描いていて、それに憤ったりしながら、人の好い面とかに救われたりして、そういう展開に弱いのですよ、はい。

 最新の短編もそのテイストが存分に生かされていますね。絵柄はまた変わっていますが(完全に少年漫画タッチから離れている・・・と思う)、これから漫画家として再起動されるのでしょうか?だとしたら、チェックしていかないと、ですね!!

 こういう風に最近、自分が気にかかっていたものや、好きだったけど中途で終わっていたものが復活する傾向がありまして、大変喜ばしい事ですよ。

 生きていると、こういう嬉しい事が時々やってくるので、心がほんのりするのであります。