pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

まったりしてしまた

 入荷がまだなので、のんびりできるなぁ、とか思っていましたが、日記書かなきゃあかんやんけーっと思い出し、書きだした次第。いつもなら、このネタがあるから書かなきゃ、になるのですが、今日はネタがないので忘れていたという・・・ヤバい。これが重なると書かなくなる奴だ。

 あとね、五十ページぐらいで読み終える筈だったのですが、ちょっと読むスピードというか調子に乗る事ができない作品だったので、ゆるゆる読んでいます。それに三分冊の一冊目だったし、一応経過報告で書いとく?

 

  1960年代の作品ですよ。映画化されたのは三十年以上前。TVドラマ化も近年されていますね。宇宙帝国の中の勢力争いで、一旦没落した公爵家の子息が復讐&カンバックするのがあらすじみたいな話・・・と理解しております。ちゃんと読むのは初めてで、映画版は公開当時そんなに評価されていなかったはず。自分は見ていません。主演のカイル・マクラクランは、この後の『ツイン・ピークス』で復活した、みたいな空気でした。1990年代初頭の話です。

 古さを感じないというか、自分が読んでいるのが新訳なので日本語の使い方に古さを感じないのが第一。あと科学技術的なネタ説明があんまりないので(某ファウンデーションは1940年代の作品なので原子力銀河帝国を築いていて、小学生だか中学生時代に読んだ自分もさすがに吹いた)、そういう時代遅れ感があんまりないというところでしょうか。まだ主人公一家が裏切られて没落。主人公と母親が処分される前に辛くも脱出するシーンまでしか読んでいませんが。

 精神的なものとか、劇中の歴史でAIが間違いを犯して酷い事になったので、人の演算能力を強化した人々が上流階級で重宝されているとか、そんな描写が特徴的でしょうかね。あとスピリチアルな能力で人をコントロールする技術とか、超能力というより技術や才能として語られています。

 読んでみようと思ったのはTwitterで「少年が次第にすれっからしになっていく」という作品に対するコメントが回ってきまして、紙の本は絶版になってしまいましたが『エルフ皇帝の後継者』という小説で、孤立無援の皇帝の息子が、何とか奮闘して宮廷で地歩を築き、皇帝として勤めようとしている物語が大変好みであると自覚しましてね、そういう少年が成長・・・というか、まっすぐ伸びるのではなく、善も悪も飲み下させるようになっていく様子が読みたかったのです。

 あ、丁度入荷したので今日はここまで~。