pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

梅雨らしい蒸し暑さ

 忘れた、とか、ネタがない、とかいうネガティヴな題名でないものを書いたのは久しぶりな気がします。まったく調べてないから知らんけど(オイ

 読み終えたものはありますからね。胸を張って書けますね。そこまででもないのですけれども。

 

  南方大陸に敵主力を撃破し、あまりにも急進撃し過ぎて兵站が付いてきていないし、なんなら脱落して行方不明になった部隊もある。大隊規模で。という勝ったから笑い話だけれども考えてみれば、やべー話題の巻ですね。こういうところにも「勝ちを重ねりゃなんとかなる」という特に戦略、政略目標もない戦争をしている事を現わしている事象もないなぁ、とか思ったりしたり。旧ドイツ軍を参考にしているんだから仕方ない。負け確の軍隊ですからね。いずれはね。

 そして次。

 

  昨夜真ん中の本を読み終えました。主人公は現地人の間に地歩を築き、伴侶も得たようです。下巻をちょろりと読んだら、もう二年経過していましたから、それだけの時間で『砂の惑星』を掌握したという事なのかしらん?敵役の方のエピソードしか読んでいないのでまだまだですけれども。

 その敵役サイドの方も主敵の男爵と黒幕の皇帝の間には、やっぱり緊張関係みたいなものがあって、それに加えて有力貴族たちの子種を得て、婚姻関係によって帝国上流社会を操作しようとしているとしか思えない宗教団体が、そろそろ重要な要素としてチラホラ見えてきましたね。使えるものは人妻も使って子種を得ようとしているところが、なるほど、主人公のママンもこんな感じで生まれたのかと、ちょっとアレな感情が芽生えます。もちろんたぶんこれは主人公も感じるだろう嫌悪感に近いかも。

 何度か映像化されているのも解るなぁ、というのは、敵味方がはっきりしていて、人間どらもちゃんと存在して、アクションシーンも結構あり、そして親の仇を討つという感情移入しやすい復讐劇は、確かに普遍的に受けそうな素材かも、と思います。

 もうちょっと皇帝サイドの事情が明るみになってくると、何故プリンセスの称号を持つ人物が、当事者編纂物みたいな文章を各話冒頭で述べているのか、それが解るかな?たぶん今週末の土日で下巻も読み終えられるのではないかと推察。

 それよりもあたしゃ昨日買いそびれた『ランドリオール』新刊の特装版を入手できるか?超ミニスカ宇宙海賊の新刊を入手できるのか?というところで焦っておりますが(オイ