pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

仕事らしいことした

 のはいいのだけれど、半分以上は敗戦処理のようなものなので、徒労感が多いです。うちが直接エンドユーザーと取引した話ではないので、感触がいまいちなところがもどかしいですが、久々にくらいました客注キャンセル。とっとと返品してしまうのが吉です。明日、そこの締め日ぢゃん。うへー。面倒くさいのに儲からないという・・・

 それはさておき気を取り直して。昨日から実に2010年の雑誌連載時から待ち続けて、ようやく8/18に文庫版上下巻が発売された飛浩隆さん著『零號琴』を読み始めました!!第一部を読み終えたところ。最初からホットスタート!!一味違う世界観。情け容赦のない事件。ああ、帰宅して続きを読むのが楽しみです。仕事場では図書館で借りた本を読む事にしているので。いや、仕事場だと集中して読めないぢゃん?

 まぁ今日は読み終えた漫画本の事なんですけれども。

 

  こちらも情け容赦のない初陣でしたねー・・・って、攻め手は部隊が全滅するまでやるのですか。特殊兵種なのに鉄砲玉扱い?戦争にも理性が、というか費用対効果を重んじる理性が必要だと思うのですが、特殊な文化圏なのですかね?高価というかそんなにいない特殊兵種を使い捨てにする発想は、厭戦気分や不平不満を内側にため込むと思うのですけれども。敵に対する敵討ちを優先させるかも知れないけれど、それは人それぞれなのかな。少なくとも旧日本軍は厭戦気分を義務に転換させるために特攻戦術を取るという、ああ、くそムカツク連中だなぁ。あ、本音が出てしまった。そういうことをやりやがった集団ですが、この物語の敵もそういうタイプですかね。あり得ますね。遠藤さんはそういう強者の都合を振りかざす存在を、情け容赦なくエゲツなく表現される方ですから。

 次巻は冬ですか。楽しみですね・・・

 

  駅逓局と強面、勤勉、強権局長の切ない過去が判明しましたね。ああ、十字軍とかではそういう事、ありそう。真面目に信じたものが〇鹿を見るという・・・ヤッハーって弾けているんだろ?ならこっちだって、と長年待ち続けた故郷の人々が解釈するのも無理はなく、全ては音信不通のせい。安定安心の通信社会が築かれていないせいなんだ!!と狂信するのも解らなくはない。しかし理解を得るのも障害が多く、悲しみと絶望の必殺技が開発されてしまったのも無理はない・・・

 ところで著者の山田さん、体調を崩されて、ひいひい言いながら描いていらっしゃるようでして、くれぐれもご自愛くださいまし。三浦健太郎さんの急逝もありました。漫画家は不健康な職業になりがちですから、適度な運動や食生活にも気を配って、腱鞘炎にならない程度に利き手を酷使していただきたいと思います・・・あれ?(あれ、ぢゃねー