pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

まだ痛痒い

 打ったところです。打って三日目ですね。腕を動かすには支障はないので、ただ単に打った箇所が痛痒いという奴。間違えて掻いたら大惨事だろうなぁ。血だらけになる。ま、他のところを掻きむしっても血だけですけれども。

 昨日、書店に取り寄せをお願いしていたコレが届きました。とりあえず大人買いした既刊分は全て読了と言う事になります。

 

 取り寄せた十二巻、増刷された分かな、と思ったら初版だったので戻ってきた奴かー、少し残念ですが、まぁ紙で読めるからいいや、と。

 アニメから入った『氷菓』、古典部シリーズですが、アニメの設定絵を使用したKADO〇AWAのメディアミックス戦術、意識して手を出さないようにしています。なんか泥縄商法みたいぢゃないですか。しかしきっかけはそうでもできあがったものが、自分が納得できるものである事もあり(ハーモニーのコミック版はアニメ版よりも遥かに自分的にはお気に入りでした。小説が敷居が高いならコミック版をお勧めしたいけど、どうやろ?)、試し読みしていいな、と思ったらメディアミックスに乗るのもいいかな、と思ったりしたり。

 しかし氷菓に関しては手を出す予定はありませんでした。二年生編にコミック版が突入していると知るまでは。

 できればアニメでやって欲しいところですが、原作小説の二年生編はまだまだ半ばぐらい。地域の名家であり跡取り娘として周囲から意識させられていて、本人も農業に進み、特産品開発などで貢献しようと進路を定めた千反田えるが、父親からそんな事にはこだわらなくていいと言われて、つまりいきなり目標を外されて(というか本人としては進路を決めた矢先に、他にも自分の未来はあると言われたようなものなので)非常に困惑しているところで終わっていました。つまり、読者の立場からすれば「つづく」のテロップが見える感じ。つまりオリジナルストーリーでも出さなければオチがつかない状況。

 しかし『氷菓』の製作は京都アニメーションさんであり、原作をいじるにしてもマイルドの方向で、しかも原作小説の味を損なわない程度にとどめていました。そんな事、するとは思えない。だから二年生編は、今後十数年先でなければアニメ化なんてしないだろうなぁ、と。米澤穂信さんの筆が急に加速どころか倍速されない限りは無理ですね。そして、そんな事はして欲しくないし。

 だから二年生編のビジュアル化は未来の話と思っていたのですが、それがコミックとして表現されるのなるならば、速攻で食いついてしまいましたね、はい。とはいえそこまで人気タイトルでもないので(コアなファンがいるけど、浮動票はそんなにないタイトル)だから本屋を巡っても既刊本があるところは、残念ながら皆無でした。悔しいけれど密林ってこういう時に威力を発揮しますね。売り場面積は倉庫であり、購買客は全国を相手にしているから、売買量が違う。

 しかし・・・取り寄せ発注とかの細かいサービスは、たしか、ない。あとクリック詐欺とかもある。今年は二回やられた。密林なんて信じない・・・こういう時に路面店は安心です。密林で入手できなかった十二巻は、こうして取り寄せていただきました。

 だから自分は、なるべく路面店で買い物をしたい。新刊として入荷される可能性があるものは書店で買いたい。そう思う訳です・・・