pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

え、なんだって?

 いや、この本に差し込んであったチラシ?を見ましてね。

 

 旧式MSで頑張るっていうのは、結構燃える話なのですが、乗っているのが強化人間さんだと・・・「おつかれさん」という感想ぐらい?(あ

 ガンダムものでニュータイプが出てくると、全てをぶっ壊すみたいな感じになってしまいましてね。一人で戦略兵器級でしょ?巻末でもそんな活躍が見られましたし、自分がさほどガンダムシリーズを追わなくなった理由って、まず一つは「その物語にガンダムは必要なのか?別の名称のロボでもいいぢゃない」と思った作品が増えた事と、二つ目は「未熟な子供が激高したら敵全滅みたいな話が、もう受け入れ難くなってしまた」というもの。一つ目は商業的な問題なので、まぁ好きな人にはどうぞだし、二つ目は自分が少年漫画主人公に感情移入できなくなった証拠かな、と思うのですが、ガンダムシリーズで自分の好きな部分は、強大な組織戦の中で、個人が生き抜くためにガンバル姿でして、個人の主張が戦闘の主目的になっていくにつれて興味を持たなくなるというのも仕方ない話です。

 何が言いたいのかと言うと、サンダーボルトも少年漫画に寄ってきたかなぁ、と。いやまぁ、少年漫画のカテゴリー入りするには、物凄く情け容赦がなくて、汚い事情も出てきて、そういう部分は好きなのですが。

 んで本題。コミックスのチラシにですね、フルカラーコミックで『太陽の牙ダグラム』を連載していて、今年末に単行本が発売される予定であると書いてありまして、それを見た第一声が「マジか!!」ですよ。TVシリーズで七十話超えている、大河ドラマで、しかも最初から主人公メカが砂漠で朽ち果てている姿が描かれるという苦い青春、そして政治ドラマ(と自分はとらえている)のダグラムですよ!!友人に借りてLDだかDVDで通して見たきり。あれは・・・二十年以上前なのか?

 あの泥臭くも懐かしい物語を漫画化したんですか、太田垣さん!!大丈夫ですか?描き切れますか?とも思ったのですが、逆にガンダムとかよりも太田垣さんの絵や作風からするとダグラムの世界観の方が似つかわしいかも知れない。主人公サイドよりも敵役のメカの方が好きだったし(あ、それはガンダムでも同じか)

 買い始めたらすごい事になることは解っていても、何だか楽しみになっちゃいました。「真実は見えるか?」っていうナレーターさんのセリフを思い出したり、主人公たちよりも、勝ったはずの人々の結末とかが印象深かったりと、あのハードな世界観を再び接する事ができるというは感慨深いですね。

 ちっともサンダーボルト本編に触れなかったナ。はい。