pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

読み終わっていません。

 音読しているから余計に時間がかかりますからね、マーダーボット・ダイアリーの続編『ネットワーク・エフェクト』。なので今回はネタがないという事で・・・あ、これを書こう。

 NHKのドラマ10でオダギリジョーさんが脚本、演出、編集を担当したやつ、『オリバーな犬goshこのヤロウ』を録画していたので、先週金曜日に一気見しました。全三話だけど。

 雰囲気的に、今までオダギリさんが中心になって関わってきた『時効警察』シリーズや『熱海の捜査官』を彷彿とさせます。特に『熱海の捜査官』。思わせぶりな登場人物が登場するのに、本編と関係ないの?という感じで終わってといったり、そもそもの発端である十一年間行方不明で、遺体となって発見された女性の件は発展せず仕舞い。

 半ぐれと893の抗争が警察の突入で水入りになったけれども、893の若頭が混乱の中で毒殺され、その毒殺を支持した一見温厚そうなフィクサー然とした人の事も語られ仕舞い。何もかもが謎のまま終結するという・・・あ、やりましたね。という印象。

 面白かったのが細野晴臣とか鈴木慶一とか、ミュージシャンの方々が俳優参加されていて、ええっと個人的にはムーンライダース活動休止から、あんまり見ていなかった鈴木慶一さんをTV画面で見れて嬉しかったです。何でもない脇役に知っている俳優さんばかり配されているのがね~、皆好きなんだなぁ、オダギリさんが。

 特に麻生久美子さんなんて、『時効警察』が契機だよね、ミステリアスな美女キャラから、はっちゃけ役がはまり役になったのは(個人の感想です)。その麻生さんの『盟友』だからこその使い方だよね、警察犬の部署でもっとも『使えない小母さん』扱いされるのって。まぁ自分は麻生さんのキャラが『時効警察』でできちゃった口なので、今回のキャラみたいな役の方が麻生さんらしいよねー、とか思うのですけれども。

 あと本田翼さんという方、CMでしか見た事がなかったのですが、こういう『天真爛漫ないい娘』役が一番似合いそうですね。このまま『天真爛漫な小母さん』や『天真爛漫なおばあさん』になりそうな感じ。解んないけど。

 松重豊さんがセルフパロディで劇中で『孤独のグルメごっこ』しているとかに気づくと、ふふふ、とか思ったりしてねー。

 全三話らしいから、まぁ謎は謎のままで終わるのでしょうけれども、続編やろうと思えばできるようなつくりで、はて、どうするんでしょうね。どーするんでしょうねー・・・『時効警察』みたく、また忘れた頃に復活したりして(ニヤ