pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

珍しい

 いや、今ラヂヲで青森と長野の方が共同で林檎のプロモーションをしているので。前にね、青森出身の人が青森産以外の林檎を親の仇みたいな感じで喋っていたので(記憶は曖昧なので。ようするにその人の前で青森産以外の林檎の話題はタブーという意味です)、まさか長野、青森という名古屋から見ると林檎の名産地二大巨頭が手を携えて宣伝するとは思わなかったからです。ええ、偏見です。

 こんな事を冒頭に持ってくるなんて、お分かりですね。ネタがないのです。

 『ネットワーク・エフェクト』は三分の二ほど読み進めましたが、まだまだです。小説だと読み飛ばしする部分もあったりするのですが、この小説(というか『マーダーボット・ダイアリー』シリーズは)弊機のモノローグの隅々まで味わいたくなるほど、後ろ向き、内省的側面を持つ人間には共感を持って読みたくなるのです。末尾の一単語まで、「あ、わかる」とか思う時もあります。だから読む速度が遅い。まぁ分量も半端ないという事もありますが(自立できるか否かの境界線ぐらいの厚さがある文庫本なのです)

 あと、就寝時の寝入る前まで読む本として『三好一族』という中公新書の本を選んでいますが、数節読んだところで「眠くなったな」と思いライトを消すのですが、そうすると途端に目がさえて一時間余り悶々とするというパターン。それなら読み続ければ眠くなるのでは?と思うのですが、一旦眠気が遠ざかると何時間でも読み続けて、結局睡眠時間が絶望的なほど削れてしまうのではないか?眠れなーい、と言いながら目をつぶっている方が気絶するように寝入れるのではないか?と考えている次第。良く解らないし、朝目覚まし時計にたたき起こされるまで意識を失っていても、疲れが取れたようには思えないし、うむむむ。下に敷く木綿毛布を引っ張り出せば、もう少し快適になれるかしらん。まだ上にかける毛布は早いよなぁ?来週あたり、少し温度があがるぢゃね?とか思ったりしたりして。

 そうそう、その読みかけの『三好一族』でもまだ実名が記録に残った最初の人、三好之長のところまでしか読んでいないのですが、三好一族は鎌倉時代に阿波守護であった小笠原氏の傍流を称しているのですけれども、基本的に出身地の本貫地名を姓にする事が多いのに、赴任地阿波の地名『三好』を姓にする事はないだろう。だから三好一族は阿波在地の豪族出身だろうということ。また三好之長は阿波勢の代表と言う訳ではなく、結構山城の一揆などを組織して軍勢に加えており、そういう出身地のみならず、外地である畿内勢力を味方の軍勢に仕立て上げる手腕が、主君阿波細川家に評価されたのではないか、みたいな事を書いてありましたね。そもそも三好之長自身が三好の本家でなかったものが次第に台頭したみたいです。

 あ、千字超えた。読み終わったらまた感想書きます。宿題みたいに増えていくなぁ。