pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

汗かいた。

 伝票のミスはすぐに判明したからよかったけれども、お客さんから送られてきた商品が多いよ、と言われた時、その発送した荷物が何時の注文なのかを確認するのに手間取り、肌寒い午前でありながら汗を一杯かきましたわい。まぁこちらもその時は発注された日月を書かずに発送していたからなぁ。一番アレなのは商品在庫が不足しているメーカーだけど、人気だから品薄であり、他のメーカーだと代替品で辛抱してもらえるけれども「待ちます」とか言われてしまうと注文残管理で汗をかくという・・・まぁいい事なんですけれども。

 幸いお客さんの注文日月は判明し、納得されたので良かったけれども、こちらの伝票ミスは訂正しないといけないし、送るならもうちょっと他の注文残が入荷してからにしようと思っていたものを送る事になり、ええ、送料はこちら持ちですよ。そういう商慣習なので。はい。利益で言えばトホホな感じだけど仕方ない・・・

 そんな事を書いても仕方ないので読み終わったもの。

 

 内容的にはもにょる事もありますが、その画力故に離れられない漫画がこちら。今回はスルーされがちな嵯峨皇統と淳和皇統の両統迭立になりそうな状態が、淳和天皇息子の皇太子が謀反を画策したとして廃立され、皇統が一本化された事件を取り上げています・・・言われて思い出したわって感じです。大きく取り上げられた事はあんまりないかも。少なくとも一般書では、さらっと流されています。その廃されて出家した元皇太子の事件が、二十年という月日を経て罪人が許されて帰京する事になった事から騒がしくなります。あの事件は皆が冤罪だったと知っているから、という事ですがね。

 若き菅原道真くんは、あんまり他人様と意気投合する質ではないのですが、この学問好きで唐の知識も持っている元皇太子の僧侶には思い入れができてしまったらしく、珍しく周囲を巻き込んで積極的に動いています。吉と出るか凶と出るか、ですねー。はい。

 

 ウマトカゲに乗った放浪の女騎士が加勢してくれるという事で、戦力に目鼻が立ちましたが・・・うーんと、鬼族の軍勢ってゲーム的には大半が小鬼という、人間とは迷宮世界の最弱の地位を争う愛らしいクリーチャーなのですが、シリアスにしなければならないからか、豚鬼みたいな感じで描写されております。だからね、小説だとゲーム感覚で想像していたから「ボス倒しゃ終わり、終わり」みたいなスナック感覚で読んでいたのですけれども、たとえ雑魚で蹴散らされてしまうとしても豚鬼だと醜悪で手ごわそうに見えて、群れると本当に軍隊に見えて、それを見るだけで「ヲワタ」という絶望的な雰囲気になります。しかもボスがデカイ・・・てっきり小鬼英雄みたいなファンシーなのを想像していましたよ、あたしゃ。

 結末を知っているくせに次巻が楽しみですね。