pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

年内最後の日記

 この週末はいろんなものを読み終え、見終えしておりまして、年末スペシャルみたいな気持ちです。もちろんこの気持ちは自分だけのものでして、日記内容でどこまでお伝えできるか不明ですがの?

 最初はこれ。

 

 最後に知波単は大洗の弱点を確実に突いたように見えましたが、そこで満足してしまった為、実際の勝敗では破れてしまいました。戦闘に勝ち、戦略に負ける旧日本軍みたいだな。続く継続戦は着実にそれをやってきましたね。主人公が不在の大洗はどうするのか?早く次回が見たいです。

 

 

 故三浦健太郎さんの原稿をまとめられたもの二点です。今後の展開が気になるところでどちらも終わっているので、改めて今年亡くなられた事が悔やまれてならないです。設定ノートでも残っていれば続行という目もあるかも知れませんが、ドゥルアンキは打ち切りのようです。ベルセルクは・・・どうなるのか単行本時点で未定。続行して欲しいけど(ハッピーエンドまで登場人物たちが乗り越えるべき壁が、まだいくつもあるようだけれども、その展開まで残っているのかな?ノートとかあればいいけど)、意表を突く展開を期待してしまうと生半可な続行はアレだし・・・複雑な気持ちです。

 

 わちゃわちゃ楽しいお話や、ナンセンスな話とかが詰まっております。なんとなーく、速水さんのヒロインとしては表紙絵の彼女のような短髪っ娘が自分的にはツボにはまるようです。あ、だから『大砲とスタンプ』が好きなのかなぁ。それだけの理由でもなさげですが。次の作品も期待です。

 

 『ホラーとは演出である』というような意味の事を登場人物が言っていて、あ、そうだよねーっと。笑い話もそうですが、その空間が笑わせる、と感じ事が多々あり。同じ話をしているのに、違う面子に話してもまったく受けない場合ってあるぢゃないですか。怖い話とかもそういう事なんだろうなぁ、と。十数年前、愛知県のホラースポットとして有名な伊勢神トンネルに雪降る夜中に行って中を歩いた事があるのですが(温泉宿から向かったから浴衣にドテラ羽織った姿で、めっちゃ寒かった)、特にどうという事もなかったです。怖がりの人と一緒でも自分は醒めていただろうし、事象に理屈を考えるようになってからは、あんまり怖がる事もなくなってしまいました。ホラーを楽しむという事が少なくなったような気がする。

 今回のエピソードは一つの区切りなのかもしれません。登場人物の多くが関わった『モノ』との決着・・・自分は主人公にしか感情移入していないので彼女目線の考え方でOK!!と思うのですが、デリカシーないんだろうな、そういうの。

 他にも読み終えたものはありますが、来年に持ち越します。

 それではエア読者の皆様、良いお年を~。