pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

この感覚・・・

 ポチッとナのタイミングで気づいてしまわなければ、購入して読まなかったかも。

 

 

 森薫さんの作品が入っているから購入したというのは過言ではないのですが(オイ)、しかし読んでいるとコミティアで購入した創作同人誌の匂いがします。個人的に『青騎士』というKADOKAWAのプロジェクト、『コミックビーム』の匂いがするのですが、気のせいですかね。色んなKADOKAWAの編集部から参加しているらしいですけれども。三十年ぐらい前は『アフタヌーン』の作品がコミティアみたいと思っていたのですが、二十年ぐらい前から『コミックビーム』の作品がそんな感じかなぁと思っていたりしたり。まぁコミティアという同人誌即売会イベントに参加されている方々の作品が好きなだけなんですけれども。コミケにも参加した事ありますけれども、自分にとっては疲れと参加欲求を満たすだけの場でしたね。人も物も多すぎて好きな本探し出す事ができないので、脱落しました。まぁ通販で買っていますが(あ

 コミケに比べるとコミティアは趣味の色合いがやや強くなります(でも出張編集部とかプロ志向の人が糸口をつかむチャンスもあったりする)。あの場でしかありえないものがあるような気がしているのです。コロナ禍でずいぶん参加していないし、そもそももう参加する必要もあるのかな?とか思ったりしたりもしていますが(イベント参加の敷居があがり過ぎていて、人がふらりと訪れて覗いていくという雰囲気ではない気もする。まぁ今後緩和されるかもしれませんが)、時々コミティア雰囲気の作品に接すると懐かしくなります。

 時々ラヂヲとかで懐メロとか、エモいとかいう曲のリクエスト特集とかやっているのですが(今まさに聞いているラヂヲ番組がそれをやっていてる)自分は思い出と楽曲が重なる事もないし(過去の出来事をフラッシュバックするような楽曲がないというよりも、好きな楽曲は特別ではない場面でも気が向いたら聞いているから、そんなノスタルジーを覚えない)、エモいという描写も、なんとなくは解るけれど、完全に理解している訳ではない。

 しかし何故かコミティア的なものと自分が感じるイラストや漫画に触れると、現在進行形の作品であるにも関わらず、懐かしいというか、ノスタルジーというのか、「好きだなぁ」とかいう感慨を覚えるのです。

 この二つの短編集はそんな感じですね。

 大判だから本棚の事を考えると憂鬱になるけど(あ