pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

飲みすぎ

 腹下し。一言で昨夜から今日の午前中を総括するとそんな感じ。明日、三年ぶりに岐阜の洋酒居酒屋に出かけますが、日曜日にマダミスの予定が入ったので、少し自重モードでいかねばならぬと考える次第。もっとも飲む人ではなく、もっとも飲まない人に合わせれば、そんなに腹を下さぬはず・・・

 まぁね、昨夜はピーターラビットの映画二本、三時間のみならず、録画していたWOWOWの三十分ドラマ二本を見て、都合四時間飲み続け、つまみを食べ続けた結果でござります。明日はそんなには・・・そうそうは・・・ねぇ?(ねぇ、ぢゃねぇ

 そのピーターラビットの映画です。

 

 前作は日記に書いたのではないかと思うので、続編の方。

 今回は田舎ではなく都会がメイン。前作で対立していた今作の新郎(人間)に「僕は君たちの父親みたいな気持ち」みたいな事を言われて反発したピーターラビット。しかも彼らの事を絵本にする新婦は出版社の言うままにピーターを悪党として表現する事を承諾。傷ついた思春期よろしくピーターも一人だけ町を彷徨。トラブルを引き起こしますが、そこで彼の亡き父の友人に出会い・・・という話。

 家出少年が「悪党」呼ばわりされたから本当の悪事に手を染めてやれ、という流れで、ウサギ、ネズミ、双子のネコというやさぐれ集団とともに、狙うわファーマーズマーケット・・・のドライフルーツ!!

 盗むものをドライフルーツと定めるところが振るっていますな。果物や野菜では腐ってしまい日持ちがしない。その点、ドライフルーツは日持ちがいいし、砂糖漬けなら腐りにくい。お金が動物たちにとって無価値なのですから、このチョイスはいかす。なんでドライフルーツを販売している女の子が日系人なのか(俳優さんも日本名でクレジットされていた。カズオ・イシグロさんみたいにイギリス生活が長すぎて英語文学作品でノーベル賞をとっても日本語が不自由な人もいるので、そういう人、女の子かも知れないけど)、その辺は良くわからね。西アジア系だとあまりにベタだから?

 テンポもいいし、情け容赦ないし(ここ、自分的に重要)面白かったですよ。原作絵本から相変わらず遠い気はしますが、そのあたりはキニシナイ。一作目も、ほのぼの動物ライフかと思ったら戦争ものだったって、人から聞いていたよな、確か。

 ピーターラビットって、あのソフトな優しい絵は有名だけど、話自体はそこまで知られていないから、許されるのかね?一応全集日本語訳のハードカバー持っていて、目を通したはずだけど・・・覚えていない(オイ

 いずれまた機会を見て読まないといけません。