pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

連休明け

 仕事が溜まっているのです。たぶん。まぁ主に配達面ですが。工場関係のお客さんは、どーせ機械を止めてしまうなら目いっぱい休んだれ、というお素敵な思考なので、暦通りの休日をしているこちらとしては、商品を納品できる状態にしても受け取る相手がお休みなのでは、連休明けにやる事が溜まるというものです。

 そんな訳で日記も慌ただしく書いています。書く時間を確保できるか自信がないのです。

 昨日の『鎌倉殿の13人』は壇ノ浦でした。源氏の軍勢視点で語られる為、知盛くんの出番はナシ。三種の神器安徳天皇の入水が淡々と行われ、それを見守る軍勢、そして義経の制止の絶叫。『戦しか能がない』不器用だけれども基本的には「いい人」演出が目白押し。梶原景時の讒訴理由は、「天に選ばれし頼朝と義経は、並び立つ事ができない」という確信によるもの。ただ景時君、義経の「暴挙」を止めなかったと御家人仲間からは評判が悪い・・・伏線は今回も張られています。

 あと腰越状ですけれども平宗盛が代筆した事になっていて・・・ええっと、ほんとに知らなかったのか、それとも細やかで致命的な意趣返しをしたのか、どうとでもとれそうです。義経、たぶん@一、二回の命・・・

 そして見た映画とか。

 

 自分、ガイ・リッチー監督は『シャーロック・ホームズ』から入った人間なので、明るめの荒唐無稽アクションものの人かと思っていたけれども、実はテンポの良いコメディよりのクライムサスペンスな人だったんですねー。WOWOWでその路線のガイ・リッチー作品が特集されていたのでいくつか・・・いや、全部か、録画して見ましたけれども、ノれたのは最新作のコレかな。北野武監督作『アウトレイジ』みたく、登場人物は悪党、というか白昼よりも薄暮~闇の世界に生きている人々ばかりで、しかしそれなりの倫理観みたいなものを備えており、何処で一線を越えるべきか、常に図っている感じ。あとは騙しあいが最後まで続いて最後まで判らない。続編作って欲しいみたいな事を解説の人は言っていたけど・・・まぁ薄暮の中にいる貧困層の若者にボクシングや武術を教えているコーチが、うんざりした顔でギャングの抗争に手を貸す様子は見てみたいかなぁ。

 

 タイムループもの。延々と暗殺者に襲われて殺される日常を百回以上繰り返す主人公の話。最初はSFアクションコメディかと思っていたけれど、OPが80年代ゲームっぽいし流し見て終わりにしよかな、と思っていたけれど、全部見ると、いい脚本でしたねー。ラストも好きでした。切ない。希望と絶望が半々って感じのところがいい。あとメル・ギブソン・・・少し落涙な感じ。でもかつて自分が演じた主人公を揶揄するようなセリフを聞いてにやにやしてしまった。

 半分居眠りしながら読んでいた『ヤバい本』の感想は明日以降です。