pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

バタバタしております。

 日記を書くタイミングを失いかねないでした。刺繍屋さんが来たら、またバタバタする予定なので、この僅かな間隙をついて日記を書かなきゃならない~、と思うのですが、ネタが・・・ネタが・・・読み終えた本は漫画で、あ、またこの作者さん、打ち切りみたいな終わり方している、という切ない感じなので、書くのはやめておこうと。はぁ。

 んぢゃ何を書くべきなのかしらん。

 完全にタイミング外していますけれども、知床観光船の沈没の話ですかねー。

 世の経営者はコストダウンに命を賭けているみたいなんですが、安上がりにしているとこって、働いている人の様子や設備の様子を確認しないと怖いよね、と。一番最初に削りにかかるのが人件費で、そして安全に関係するもの。毎日の支出に関する人件費を削れば劇的に収支が変わるし、いざという時にしか使わない安全に関する出費は無駄としか思えなくなる。

 ところが万が一っという事態に対応できるかどうかが組織にせよ、共同体にせよ重要になってくる訳で、経験の浅い安い人材や、万一に備えていない安全保障して破綻するという。

 あと、高度経済成長の時期って、割と社員の給料をそれなりに出したところが生き残っていったイメージがあるのですよね。そうしないといい人材が集まらないし、給与を補償すれば彼らは消費者として自社を含めた様々な製品、サービスを消費し、経済を回す原動力になる。好循環に乗った会社が多かったから、経済成長が長期にわたって行えたとも言える訳ですが、今の大手企業の経営者には、そういうもう一つ上の視野を持っていない、近視眼的な人が多いのかも知れない。

 自分の稼業は制服、作業服を商っているのですが、こういうものは会社の福利厚生意識の一環であり、実際の購入は決算で利益を圧縮したいタイミングが多いというのも事実。会社の税率があがれば節税対策で購入してくれる可能が出る訳ですが、法人税率が低ければ、そういう機会も減る。現場の働く人手も減る傾向にあり、すぐになくなる訳でもないけれども市場としては縮小傾向。家族で回しているから何とかなっているけれども、人を雇って商売している同業者は厳しいよね。

 今の内閣は給与をあげる方策に転換したというけれども、具体的に何をやるのか見えてこないし、とりあえず問題定義を改めたぐらいで、次につながるのかどうなのか、というところ。結局のところ観光船社長のように緊縮財政ばかりしておけばよいという経営者ばかりだと景気が良くなる筈もなく、経済規模が縮小する傾向は変わる筈もない。好景気が消費の活性化ならば、消費を刺激する仕掛けを考えないと、日本は縮小し消滅するスパイラルを抜けられないってことだよねー・・・なーんて事を考えたりしました。

 明日は何かしらの感想が書けるかしらん・・・