pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

やっぱり読み終わったものがなーい

 今読んでいるのが図書館から借りたものは別として、購入した本だと綾辻行人さんの『暗黒館の殺人』なんですけれども、これ、全四巻もあるんですよ。今読んでいるのは三巻目。第二の殺人が行われたのですが、未だ道半ばって感じ。惨劇は終わらないし、館ものお定まりの閉鎖空間は解除しておりませんし、館に住まう一族の秘密も、うにゃうにゃしていて良く解らん。というか少しづつ焦らすようにしか教えてくれない。まぁ気長に読むしかないですわい。探偵役もそういえば館に到着していないし・・・

 そんな訳で、千文字ノルマをこなすほどの話題もなかったので、昨日の緊縮財政しちゃう経営者を批判することの続き、というか今度は弁護する方向で。

 といっても会社に現金ため込む理由なんて自分には一つしか思いつかなくて、敵対買収に対抗する為、ぐらいなんですよね。バブル崩壊後って資金力のない企業がそういうのをやられていたような覚えが。ほりえもんが一世を風靡していた頃ってそんな話が多かったかな?と。でも企業が敵対買収に対抗するってというのは、その会社風土に属した人々を守る為、平たく言えば終身雇用などの日本的会社風土を守るみたいなところがあったような気が。欧米的なドライな契約社会への恐怖みたいなところがあったと思うけれども、現在の日本企業も終身雇用や年功序列は上層だけで、一般社員でその恩恵を受けている人ってどれだけいるんですかね?会社の資金力を強めたところで、それを有効に活用している会社ってどれほどあるんですかね?前向きな投資に使いこなせている会社って、どんだけあるのかな。

 銀行の業績が良くないという事は、銀行からお金を借りて投資する人が少ない訳で(それよりも利率が低いから儲からん、というのもある)、以前は銀行に勤めているって、ちょっとしたエリートイメージなんだけど、今の自分には銀行マンって「帳簿バカ」っていうイメージが強くて、帳簿上の収支を黒字にすれば実際の現場がズタボロになっても問題ないと考える人って思うようになってしまた。

 もちろんそんなダメな銀行マンは少数派なんでしょうけれども、ダメ部分は拡大されてイメージさせていく感じ。そして、そんなダメな財政家イメージは財務省へとイメージされて、必要な資金を現場に投入しないで、使途不明な莫大な金をどこへ使ったんだ?それを教育関係に回すとか考えないのかな。

 つまり、端から見ていると投資すべきところに投資せず、使途不明のブラックホールに資金を溶かしているようにしか見えず、こんな〇本なら滅亡しても仕方ないかなぁと絶望したり。あ、いかん。暗くなってしまった。そうこうしているうちに千文字超えたから今日の分はおしまい。来週は感想文が書けるといいなぁ・・・