pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

ミスはあるある

 今朝も、そのお客さんの注文なのに「違うお客さんです」とか思い込みで言ってしまって、後からの確認で判明するという・・・先週から思い込んでいたんですよね・・・なんでだろう?

 土曜日、豚白モツトマト煮込みで、個人的に敗北し(思ったほど柔らかくなかった)、日曜日、マルチホラーRPGインセインを遊び(切ないシナリオでした。すげぇ好みの内容。ギミックもヨカッタ)、艦これイベントで、前日までの苦しみは一体なんだったのか?というぐらいあっさり新艦を掘り当て、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、あ、姫の前のエピソードはそういう風にこなすのね、と思ったり、比企さんと北条さんの陰謀に対する温度差とか、来週の修羅場が楽しみで仕方ない。でも考えてみれば、姫の前との間に二人ぐらい男の子ができて、どちらも鎌倉史を彩る存在になるんだよなぁ、と思ったりしたり。

 そして見たもの。

 

 ぱっと見た感じ、『サマーウォーズ』みたいにネット空間を半分舞台にしているので既視感を覚えますが、あっちは便利ツールみたいな感じ。こっちは自己表現のカタチって世界かな。母親の死から立ち直れない女の子が自分の才能を開花させるけれど、そこで遭遇した秩序を乱す竜の存在が気になって・・・そんな感じ。『美女と野獣』テイストだと錯覚すると、間違えるような気がする。虐げられたもの、マイノリティの救済みたいな話ですかね。

 音楽と映像は素晴らしいし、主人公とその周辺の高校生たちのやりとりは楽しいし、コミカルだし、切ないけれども、なんぢゃろね?作品全体としてのまとまりが、『サマーウォーズ』に比べると・・・うーむ。

 ラストのDV親に立ち向かうシーンとか、様々な設定とか想起できる演出だったよなー、でも高校生の女の子がやれる手段だろうか?なかなか危険だぞ。それを送り出す方もどうなのよ?とか、色々考えたり、腑に落ちなかったり、すっきり『めでたしめでたし』とは感じられなかったかな。

 あとから声の出演者を確認して、あれれ、顔を出しての演技と、声優としての声が凄く違うな、解らんぞ、とか思ったり、幾田りらさんは、あぁ解る解るとか。そういうところは気になってちょろりと見返しましたね。

 『サマーウォーズ』の円盤を購入するのは躊躇しなかったけれども、今作は・・・うーむ・・・うーむ・・・嫌いぢゃないけれども、もう一つ背中を押すようなものが欲しかったなぁ。