pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

時政退場

 日曜日の『鎌倉殿の13人』、久々にうるっとしてしまいましたね。ここまで濃密に父子の別離を描かれるとは思っていなかったので。あと宮沢りえさん演じる牧の方が美人でねぇ・・・おそらくこのドラマで登場する女性たちの中で、一番の美人ぢゃないかなぁ。愚かだけれども冷徹って感じの、たぶん義時との最後のシーン。自分をグッバイさせようとした人と良くもまぁ恐れもせずに二人きりで対話できるものだな、と。でも牧の方の原動力って不満というか怒りというか、そういう種類のものだから、こういう風に自分をグッバイさせようとした人とも平気で相対せるのかもしれませんね。負けてたまるかって気持ちで。退場される俳優さんのコメントがNHKの番組HPに掲載されるのですけれども、宮沢りえさんのコメントはなかったので、また登場するでしょうね。たぶん時政没後に京に戻って縁者を引き連れて宴か法要している姿が描かれるのではないかなぁ。そういう記述があるらしいですから。

 来週は鎌倉殿のトーク番組になっちまうらしいですね・・・二週間後の次回が楽しみです。

 土曜日はD&D5eセッション、日曜日は名古屋コミティアと、どちらかというと久しぶりなイベントごとでした。D&D5eセッションはねーLv4シナリオをLv5キャラでやったから、どーにでもなるよねーっと舐めプしていた面がありまして、アタクシの呪文チョイスが悪くて苦戦しましたね。はい。さーせん。どうしても脳筋体質なので魔法アイテム一つ持てるなら前衛は魔法の武器一択だろう?と人さまに確認していなかったのもいけなかったねー。ルール、あんまり読まない人だし(これが問題

 名古屋コミティアはコロナ過でのイベント運営の難しさを見せられたという感じ。自分自身も、今後同人活動を続けるのかどうか、選択しなければならないなーっと思いました。

 あと読み終わったもの。

 

 裏にはまったユダヤ人・・・という印象です。古代においてユダヤよりも比べ物にならないくらい地域大国としてコーカサスから北部イラク、西南トルコまで勢力を誇っていた国家であったのに、東西大国のつばぜり合いに巻き込まれ、勢力を減退、国家としては滅亡しますが、商人、職人としてアルメニア教会という精神的支柱をつくりながら各国でコミュニティを築いて存続していきます。んが、ユダヤアメリカという超大国でロビー組織を築き、ナチス・ドイツのジェノサイドを経て、他国の迫害にも耐えて何とか他国の干渉を排除するイスラエルという国家を築き存在感を出していますが、オスマン・トルコのジェノサイドを経験し、ソ連勢力圏で国家を築きますが、アゼルバイジャンジョージアという周辺国家との軋轢は常に劣勢。安全保障のパートナーは必然的にロシアの他なく、そしてそのロシアはウクライナ侵略で他国どころか自国の安全保障できる戦力すらすり潰してしまい、このどさくさにアゼルバイジャンに紛争地域への本格的攻撃を受けている様子。この状況を助けられる国はない・・・

 まぁ事情が事情なら他国でもアルメニアの運命は他人事ではない訳で、安全保障のパートナーを信頼できる相手に、援助してもらえる自分を演出する事も大事だよなぁ、と。あとトルコのアルメニア人ジェノサイド。もう百年前だけど、大概だよな。

 中東各国にアルメニア人コミュニティがある謎とかも解けました。