pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

忙しい週末

 土日二日とも出かける事になると、ダラダラの朝寝ができませんねぇ。ありがたい事ですが惰眠も娯楽の一つであるアタクシとしては、少し残念でしたかね。しかしそんなもの吹っ飛ぶぐらいに楽しかったなぁ。

 

 ウォーハンマーというイギリス発のアナログゲーがありましてね。これは中世的世界で遊ぶTRPGで、入門編とも言うべきものです。土曜日はこれをやりました。ヒロイックなPCに慣れていると、絶望するぐらい、このゲームのPCは一般人です。冒険者は定職についていないので実入りも少ない。公権力は〇ソであり簡単にPCの運命をもてあそんでくるし、NPCはすべからく、こすからかったり、人間的な弱さや純真さを持っていたり、社会の歯車になれたらある程度の立場は保証されるけれども絶対ではない。

 魔術は胡散臭く見られるし(学院に属していなかったら『魔女裁判』)、銃器は強いけど高いし、武器は高価だし(財産物)、戦闘判定は、成功すると調子に乗れる(つまりボーナスがもらえる)けれど、ダメージを受けると萎縮しちゃう(ボーナスが失われる)。

 つまり、泥臭いシステムであり世界観なんですよ。人間は弱いし(ただし判定振り直し回数はあるので希望はある)、悪夢みたいなクリーチャーや邪神勢力は一杯いるし、それを何とか生き抜く事が命題なゲームでして、アタクシの大好物なんです(病気

 まぁ世間一般向きとは言えませんからなかなか遊べないし、自分はルールを読んで覚えるよりもやって覚える質なので、ゲーム場数をこなさないとGMできませんし、土曜日は貴重な機会でしたねー。シナリオも、何を選んでも後味が悪い事にしかならないという、非常にブリカスなもので、うはー・・・ヒドイ(誉め言葉

 また遊ぶ機会が巡ってくると嬉しいなぁ。そう思いました。

 日曜日はアナログケー会でして、まぁ運ゲーは運がいいと勝てるし、悪いと負けるし、数十分で遊べるものを中心に、お手軽に遊べたので、めくるめく感じでしたねー。

 最後に『鎌倉殿の13人』。のえさんは劣化りくさんにしか見えなくなった。りくさんは、やっぱり美女でしたな。あらゆる意味でそんな感じ。あと、意外に物語の展開が若年世代に突き上げられて挙兵した和田義盛っていう史実に近い状況になっている気がします。義盛と義時が実朝の仲介で和解したような場面になり、しかし結局次回で合戦におよぶ展開が、なんとなーく数十年後の宝治合戦における北条時頼三浦泰村のやりとりを連想させるなぁ、と思いました。あちらはトップで手打ちしたのに結局合戦へと暴走しましたからね。

 土日の晩もしこたま飲みましたし、惰眠以外は満足な休日でござりましたわい。