pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

朝からバタバタしてたー・・・

 本業+副業の件でバタバタしてしまい、日記を書くのを危うく失念するところでした。忙しい事と儲かる事が直結してくれない悲しさよTT

 『百年の孤独』は図書館で見つけました。新潮社がガルシア=マルケスの全集を出していて、それが図書館の棚に並んでいました。これが目に入らなかったのかな・・・節穴・・・

 幻想的というか土俗的というか、人の愚鈍さというか優しさというか、そんな感じがします。まだ最初の何十ページしか読んでいませんが。んで読み終わったものの方。

 

 異星知生体とのコンタクトものですが、まさかたった一人でやり始めるとは思いませんでした。この場合、エンジニアにして医療知識を持っている人って最適な人材かも。

 林譲治さんは近作で立て続けに異星知生体とのファーストコンタクトをメインにした作品を出していらっしゃいますが、今回はペンギンに酷似した異星人です。『星系出雲の兵站』では珍しく科学技術レベルが人類よりも劣り、意図せず人類に攻撃を受けた『敵性異星人』。『大日本帝国の銀河』では隔絶した、んちょー科学の悪魔みたいな姿をした異星人。それに比べて今作はほぼほぼ同レベルの科学技術レベルらしいです。テラフォーミング技術は劣っているみたいだけど。しかしコミュニケーションをとろうとする意欲は高いですね。

 本国とも言える地球圏との連絡が途絶してしまった星系なので、権威的立場から邪魔してくる者がいないのですが、やはりパニックみたいな動機から反乱は起きましたね。瞬く間に鎮圧されましたが。自分たちが反乱を起こしたという自覚もない反乱・・・「駄々っ子だ」と作中の責任者が言っていましたが、まぁそんな感じでした。

 まだ表題になるような状況には陥っていません。特殊な半導体以外は何とか隔絶してしまった星系で作れるようになりつつあるみたいですけれども、ワープ技術自体が「わけわからんけれどできる」というものなのだし、システム自体がメーカーのブラックボックスでそれを知っている者は人類社会はおろか地球圏にさえ100人いないのではないか、と言われるシロモノ。というか、隔絶された星系が銀河の何処にあるのかも判明していないって、それで植民して150万人の人口を抱える社会に発展したって、なんてノー天気な・・・こええよ、この作中の人類。ワープ技術を乱用してフロンティアへ進出する事が熱狂的に流行った時代でもあったのでしょうかね。

 次巻は年明けですかね。楽しみです。