pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

日曜日の晩に深酒

 なかなか珍しい事をしました。TRPGセッションの後で、まさか飲みにお二人も釣れるとは思っていなかったので(言い方)、なかなか遅くまで飲み続けました。なので『鎌倉殿の13人』は見れませんでした。今夜見ます。

 土曜日は冷凍水餃子を食べるついでに麻婆春雨をこさえたのですが、それに追加にひく肉と白菜、もやしを追加したので、それに合わせて調味料を追加したら狙い通りの辛くて、甘い香りの麻婆春雨ができましたのでご満悦でござりました。あと、厚揚げとレンコンをニンニクで炒めると赤葡萄酒にも合いますな!!

 日曜日は久々にCoC6eのセッションでしたが、前編後編に分かれる事になりました。『命盟』というシナリオ。いやぁ、まさかね、そういう形に前編終了とはねぇ。うふふふ。後編も楽しみですな。

 そして読み終えたもの。

 

 江戸時代の大坂町民の姿を褒賞記録から追っかけるというもの。気にもしていませんでしたが、借家暮らし(長屋暮らし)の人々にも〇〇屋という屋号があって、店舗を構えて商売していなくても(手工業やら日雇いでも)○○屋何兵衛みたいな名乗りをしていること。どうもこれは借家を借りる場合は男性名でなければならないという定めと関係ありそう。一家の大黒柱が、つまり稼ぎ頭の男性が亡くなるとどんなに上層町民でも困窮して転落し、女性だけの世帯になると婿を取るとか、養子をとるとか、名前借りとか、そんな感じで借家を維持する慣行があったみたいです。

 あと、江戸と違って遊郭の女郎さんでも外出できるとか、陰陽師とか拝み屋商売は組織している公家がいて、その支配下にいるとか(江戸は乞食・・・非人頭の支配下だったような気がする)、盲目になった人が按摩になるのは、さほど技術を要求されなかったみたいとか。

 褒賞って働けない家族を一人で支えた女性とか、幼子とか、そういう人たちに与えらるもので、どうも町内で推薦され、奉行所が調べて、大坂独自で褒賞するか、江戸に上申して褒賞するとかの違いがあったみたいです。江戸への上申の方が詳しく調べ上げられるみたい。んでお上から下される金品だけでなく、町内とか町の富裕層とかからご祝儀が届いて、その額もバカにならない様子。がんばった人へのご褒美みたいな、自助する人への援助みたいな側面があるみたいです。とはいえ福祉と言えるほどの規模ではありませんね。こういう人を見習って「励めよ」という感じですかね。

 そんな感じです。