pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

三寒四温中

 日中はかなり暑く、朝晩は冷え込む最近でございますので、着る服選びが難しいでござんすね。そうなると服の話題と思うぢゃん?そんな事はないですよ。こんなの枕詞ですよ・・・枕文章ですよ・・・いや、まぁいいや。はい。

 

 ようやく『宝船』に仕込まれていたのが何なのか。名前しか出てこない主人公?に対する過去からの呼びかけが始動して、物語が前に進みそうです。そして・・・ほんとにこいつなんだよな?年齢はどう説明する気なんだろ・・・そんな謎も含めて次巻に続く、と。

 

 モスコー襲撃&原作小説にはないエピソードがいっぱい、いぱいですよ。ヨシフおじさんの過去とかターニャたちの百合百合に見えるシーン、関係性とか(見えるだけで本人たちには自覚がない)。

 しかし考えてみると上記二作品には共通点がありまして、『エース』とか『エースオブエース』とか、まぁ言ってしまえば有名人ばっかで、有名人視点で殴り合っているんだよなぁ、と。だからこの人たちの凄さとか、怖さとかは、もう振り切れてしまっている感じだよなぁ、と。

 なんでそんな事を思ったのかというと、通勤途中でバス停広告にポケモンを見つけて、そういえば自分はポケモンを通っていない人だな。考えてみればポケモンの頃、大人になっていたから、違うかな、と思っていたし、こんだけ莫大なポケモンが登場するようになったら手出しできないし、ゲームをやる時間よりも映像作品や読書に使う時間に振り向けたい人なのだと。それはいいとして、ならポケモンが流行り始めた頃、自分は何を見ていたのかなぁ、と思い出してみて自分が好きな『ガンダムもの』が戦争ものである事を自覚した頃だったかなぁ。んで連想したのが08小隊でしたかね。

 そういえば08小隊って『エースの怖さ』を作品として実感したものだったかなぁ。08小隊は先行量産型の陸戦ガンダムという、まぁ劣化版ガンダムに乗っている一般兵たちの物語で、優秀だけど凄腕ではない人たち。だからノリス・パッカード大佐が操るグフの圧倒的な能力に戦慄し恐怖する訳ですよ。

 このノリス大佐の行動とか見ると、『エース』と呼ばれる人間は戦場の状況を把握すると肌感覚で機体を操り、当たり前のように欺瞞を混ぜ、絶えず攻勢を取って主導権を握り相手に冷静になる暇を与えず翻弄し撃破していく。

 名人芸同士のぶつかり合いも楽しいけれども、時々一般人視点で名人に翻弄されるというのも、そして必死にかじりついて恐怖をこらえながら戦うというのも、いいなぁ、と。特にノリス大佐の「勝ったぞ!!」という視点がねぇ、戦術目標達成という視点で語られているのがね・・・あかん。思い出したら胸熱になる・・・