pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

ようやく見れた~

 はい。昨夜は父親が早めに就寝したので、二時間もののこの作品を見る事ができました。

 

 単純明快、清々しい。トップガンだなぁ、というのが最初の感想。そして、ジェニファー・コネリーが可愛い。他にヒロインはいない。いいね?(どうでもいい

 自分が子供の頃の最新鋭機がF-18だったけど、まぁそれが米海軍にとってはありふれた機体になっているのと、今回の仮想敵がF-14持っているっていうのが、ちょっと驚き、そしてそこから・・・あれ?どっかでイ〇ンが今もイスラム革命前に購入したF-14を維持しているって話を読んだぞ・・・今回も仮想敵はイ〇ンですかいな。と連想したのは内緒(書いているやん。

 イ〇ンが装備しているかも知れない第五世代戦闘機は確実にロ〇ア製なんですけれども、作中のように一般練度のパイロットもあんな曲芸のような機動を行って回避できるというのは凄いのですが、一部ではロ〇アの第五世代戦闘機って小刻みに開発を繰り返していて、性能的にはどうなのよ?という話も聞こえたりするけれども、映像の機体はあくまでアメリカの映画関係者が想像する機体だしナ。

 今回の出演者から続編の企画がトム・クルーズとかに待ちこまれているらしいけれど、まぁ、どうなるんでしょうかね。

 個人的にこの映画で一番好きなところは、マッハ10を出す実験機で、それには成功したけれども欲を出して更に速度を出して機体を分解、破壊してしまい、ご本人は何とか脱出してダイナーで寛ぐ人々から「宇宙人?」とみられるトム・クールズのシーンかなぁ。一番コメディ要素の強いシーンだと思っている。こういうのトム・クルーズの余裕って感じがするなぁ。

 

 艦これとかやっていると、元ネタの事を総合的に、客観的に知りたいなぁ、とは思うのですが網羅的に調べたものを知らないので、んぢゃまぁ、こういう「敵からの視線」というものは、まだ客観的視点に近いのではないだろうかと思い、購入して見ました。

 でも初っ端から日本海軍のやらかしを目にするとは思わなかった。第一次大戦中、自国の通商航路の安全に神経をとがらせていたイギリスは、日英同盟中の日本が高速の巡洋戦艦を入手したと知って、航路の安全確保の為、巡洋戦艦の大西洋派遣を打診。日本は何故かそれを拒否。三回ぐらい要請はあったらしいけれども、ことごとく拒否し、イギリスから不信感を抱かれ、これが日英同盟解除の原因の一つにもあったとか何とか。

 日本側にも理由はあっただろうけれども、助けを求める同盟国の申し出を拒否すれば「こいつは味方ぢゃない」って発想になるよなあ。まぁその反省から現在の日本はウクライナに衛生関係や民生品中心の援助を送っている訳ですけれども。

 その為、この本の視点は日本を仮想敵国に認定した英米からのものがほぼ全部です。面白いのは自分たちの艦艇と比較して日本の軍艦を評価しているのですが、自分たちの経験から推定している部分があるので、過大評価、過小評価、「趣味悪い」「グロテスク」とか的外れだったり、お気持ち表明だったりが混じっていること。

 だいたい重巡洋艦は見くびっていて戦時に痛い目を見たり、駆逐艦は日本においてほんとに「艦を駆逐(やっつける)」する役割を追求して、それについては脅威と見なされるけれども対空、対潜能力は貧弱で、つまり航空母艦を基幹とする機動艦隊を持っている割に対空戦闘を重視していないとか、日本の潜水艦が他国に比べて能力的に貧弱でそういう事を反映した駆逐艦が多いなぁ、という感じ。

 空母機動艦隊は、日本海軍の総体ではなくて山本五十六とその支持者だけの産物に過ぎなかった、とも言えますねぇ。その山本にしてみても対空防御は軽んじていたのか念頭になかったのか、って感じだし。

 巡洋艦の活躍も乗員の職人芸に頼るところ大で、戦術的にはともかく戦略的にはどうなんよ、という感じで、昨今のブラック企業体質と同じものが透けてみえたりして、まぁ日本人は変わらんねぇ、とか思ったりします。はい。