pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

眠い・・・眠いでござる!!

 昨夜はブラウザゲに張り付いていたので映画は見ていません。どんなゲームかって?いや、キャラ育成ゲーとしか・・・だって人にお勧めできるような『なにか』があるゲームではないし、色々突っ込みどころ満載だし、んぢゃあなんでやっているのか、というと、キャラ育成できるから・・・キャラ育成だけでいいんですよ、あたしゃ。

 その時もPC前で転寝していたぐらい眠かった。今朝も目覚まし時計のベルが苦痛で苦痛で・・・なんで今日は休みぢゃないんだ?まぁ仕方ない。明日、明後日は何の予定もない休日だから惰眠が貪れる、筈。

 そして読み終わったもの。

 

 前半は、室町期の借金で首が回らなくなった武士がどういうものなのか、という事が解りやすかったですね。分一徳政の仕組みも解りやすい。そして役職についた途端に実入りが改善されるという・・・室町将軍という権力者と接触したい人にとって、申次衆というのは大事な窓口だし、順番待ちの順位を上げて欲しい。ならば袖の下・・・となる訳で所領経営よりも楽に収入が確保されます。不定期収入だけれども。

 将軍側近という事は将軍家のトラブル・・・親子喧嘩というものに日常的に付き合わなければならなくなり、この頃の足利義政、義尚、日野富子という家族が、頻繁に喧嘩をし臍を曲げ、不機嫌になり、そうなると政務が滞るという・・・お役人はつらいよ、ですなぁ。

 あと今後の展開の伏線として、足利茶々丸が正妻腹の双子の兄として生まれたということ。双子は畜生腹として忌み嫌われたというのは知っているけれど、それをぶっこんできて、後の戦乱の種にしちゃいますか!!やりますねぇ・・・

 次巻は新九郎の結婚になるんでしょうね。そして駿河に下る日も近い・・・楽しみですねぇ。

 

 

 自分の中でコンスタンチノプール=イスタンブールってどうしても古代から中世まで、つまりビザンツ『帝国』滅亡までのイメージが強くて、その後のオスマン朝時代の事はあんまり知らなかったので読んでみました。前にイスタンブールへの物流に関する論文とか読んだ事ありますけれども、都市そのものっていうのはなかったナ。

 イスタンブールの市域がボスポラス海峡をはさんで広がっている、というのを初めて知りました。この海峡、黒海沿岸諸国の船がエーゲ海、地中海へ出ていく時に必ず通らなきゃならん海峡でしょ?・・・ロ〇アがデカい顔し始めたら橋とかかけんな!!って言いそうだなって思いました。

 あとは・・・アヤソフィアが博物館扱いからモスクに改装されるとか、タクスィムって名前のトルコ料理屋さんがあるのですけれども、たぶんその店名の由来がタクスィム広場って有名な広場からきているんだろうなぁ、と思ったり、そんな感じですかねぇ。

 あ、イスタンブールは多宗教の町で、イスラムも葡萄酒以外は飲んでいいっていう決まりも初めて知り、イスラム教徒は肉料理系、ギリシアユダヤなどの他宗教の人が魚料理とかの店を出すってのも初めて知りましたなぁ。そんな感じでした。