pomtaの日記

だいたい読書感想か映画感想です。たぶん。

謎の生物

 昨夜、運よく見れたので。

 

 この黄色い錠剤のような生物たちが一体何なのか?そのそもそもの発生から語られた映画でしたが・・・やっぱり謎ぢゃねーか!!でも行動原理は説明されていて、発生した当初から、まぁ強い生物ではない。しかし水中から発生した生命は、巨大な捕食者がより小さな生物を食べていく世界。小さなミニオンズたちが生き延びるにはどうすればいいか?大きいよりもより大きい。大きいだけでなく、より強い。強いだけでなくミニオンズが御しやすい(あ)生物をボスとして仰ぎ、ボスの威を借り、ボスを支えて生きていくという生存戦略

 ただしミリオンズたちは興味が赴く事には勤勉で頭も働くけれども、そうでない向きにはからっきしで、そしてドジを結構踏むので、頂いたボスがこの世とグッバイする理由はだいたい彼らのドジだったりもしたり。

 そんなこんなで僻地に追われ、雪山に逼塞し、それでもまぁ楽しく過ごしていましたが、ボスに奉仕できない状況にミリオンズはうつ状態になり無気力に。それを憂いたケビンという個体が、新たなボスを探す旅に出る、というのがプロローグで・・・その後は・・・最凶最悪のボスを探すというけれども、この人たち(?)、発想が悪ガキだよね。悪戯とかは好きだけど、残酷な事や人道的に許されない事はできない、やらないって感じ。そして、どうも不老不死な感じ。最後に少年時代のグルーと巡り会い、ボスと決めて追いかけ始めるけれども、まだボスに頂く前って感じで終わったので、最新作でグルーと仲間になるんですかねぇ。最新作も録画してあるので運が良ければ今夜見れるでしょう。

 しっかしこの世界の悪党って基本、悪ガキでソサエティさえあるんだよねー・・・対抗組織もノリが同じだから、子供同士の張り合いって感じに見える。あ、そういう世界観だからか(気づくの遅い

 あとは今『修道女フィデルマ』の日本語版最初の短編集を読んでいます。相変わらず冒頭の登場人物紹介で容疑者らしき人を見せてくれるので、犯人候補は上がっていますが、読んだ中で一つ、ちょっと変わっているな、と思ったのはフィデルマの幼馴染で犯人にされてしまった女性を弁護するという作品。詳しい事は読み終わった後の感想で書くつもりですけれども、少しフィデルマのジレンマと苦悩を感じたような気がしました。まぁ感じただけかも知れませんが(あ